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クラッシュ&ビルド

 中教審部会が教員免許制度廃止を承認したというニュースが流れています。クラッシュ&ビルドの中でクラッシュの方がビルドより遙かに困難です。まあ、単純に「なし」にすることは不可能でしょう。
 今後の文部行政の試金石になると思います。
 教員一人一人がエビデンスに基づいて、自主的な研修とその成果を説明する形だったら良いですね。そうなったら、タダ座っていれば良い免許更新講習より厳しいとも言えます。個別最適化の方向です。
 例えば、何らかの都道府県教育委員会から共催、後援を得た民間教育団体の会を講座として認めるのです。共催のハードルは高めですが、後援ならば間口が大きく広がります。都道府県教育委員会の負担がなく、講座を開くことが出来ます。他の都道府県教育委員会の共催、後援の会も認めれば、さらに多様性も広がり、他県の教師との交流も出来ます。そうなったら良いのになと思います。
 下策は、都道府県教育委員会が大学に依頼し講座を開設してもらい、それの受講を強いる。つまり、今と殆ど同じです。まあ、工業化社会人の考えられるのは、それが限界でしょう。つまり、個別最適化の主語は都道府県教育委員会です。今のGIGAスクールの個別最適化の主語は子どもではなく学校であるのと同じです。ICT機器をどう使うかは学校が決めて、子どもは強いられているのとお同じです。
 ま、お手並み拝見です。コードが分かれば、未来が予測できます。下策が的中したら大爆笑です。そうならないことを祈ります。