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「県立高1人1台PCかタブレット 「原則購入」方針、家計に負担」という見出しのニュースがありました。(https://kahoku.news/articles/20220207khn000004.html?fbclid=IwAR2iyzMpvYj1mqbQiD4S3kWW7s90IX4JFGwDwYtSFjBsKGu5kcgOHjf4Xto )

 こういう問題に対する工業社会人は、行政が機器を用意すべきだと考えたり、補助金制度を設けるべきだと思うでしょう。脱工業化社会人の場合、「買いたくない人は、買わなけりゃいいじゃない。スマホを持っている人はそれを使いたいならば使えばいいし、機器を持っている人と一緒にやればいいじゃない」と発想する。

 平成29年の内閣府の統計によれば、高校生のスマホ所持率は94.1%です。現在はもっと進んでいるでしょう。学生さんが問題解決している様子を見ていると、圧倒的にパソコンよりスマホの方を使っています。高校に関しては、そもそもタブレットなんて行政が用意する必要はありません。スマホを授業中使っていいといえばいいだけです(使いなさいではないですよ)。

 どおして、工業社会人の人が後者のような発想を持てないか?そりゃ、暗黙のうちに、一斉に同じ事をさせようとしているから。そして子どもに自由に使わせるととんでもない事をすると思っているからです。でも、そんなんでやるGIGAに個別最適化の教育に繋がる可能性は0です。しかし、それを気づかない。工業化社会のコードの縛りは、頭の中の奥深くを強く縛っている。

 記事の内容は工業化社会人の論理ですね。