お問い合わせ  お問い合わせがありましたら、内容を明記し電子メールにてお問い合わせ下さい。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。             

ガッカリ

 朝のニュースを見ていると、「タブレットの使い方を子ども達が決める」と言ったので、「お!」と興味を沸きました。しかし、直ぐに落胆しました。市内の中学校の代表者が集まって、市内統一のルールを作ったのです。

 工業化社会人は工業化社会のコードである規格化から逃れられない。一寸考えれば分かることです。不正な使い方をしているのに気づき、声をかけられるのは隣の中学校の人ですか?嫌がらせを受けて落ち込んでいる人を支えられるのは誰ですか?同じクラスの人ですよね。

 だったらクラスごとに決めればいいのに。当然、バラバラのルールになるでしょう。しかし、ルールの文面なんてどうでもいいのです。ルールを作る過程で、「みんなが向上し、みんなが安全・安心でいるために、自分の出来ることをする」ということが腑に落ちてればいいのです。

 インタビューに応えた代表者の生徒は「自分たちで決めた」と言っていました。私は「そりゃ、君は決めたかも知れないけど、君の中学校の生徒が決めたわけではないよね」と思いました。

 これではGIGAで個別最適化は絶対に実現できない。だって、個別最適化を工業化社会のコードでねじ曲げるのですから。