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中間言語

圧倒的大多数の方には意味不明なことを書きます。まあ、自分なりの整理だと思って下さい。

 コンピュータ言語には3種類あります。機械語、中間言語、高級言語です。

 機械の本体であるCPUは2進数で動いています。だから、一つ一つのやりとりは0と1で動いています。大学生の時、ICチップからコンピュータをつくったとき、この機械語でプログラムを書いたことがあります。でも、この機械語は全く実感がないので、いちいちコード表を参照しなければなりません。

 そこで中間言語というのがあります。機械語と同じに、コンピュータのハードウエアと、演算の過程を記述しているのですが、普通の英語に似た記述でプログラミング出来るので機械語に比べて遙かに楽です。

 しかし、上記は常にコンピュータのハードウエアと、演算の過程を理解しなければなりません。しかし、多くの人にとって、それは敷居が高い。そこで高級言語があります。私の時代だったらBASICやFORTRAN、今の時代だったC++がそれにあたります。これらはコンピュータのハードウエアと、演算の過程を意識せずに、実際にやらせたいことを考えて記述できます。

 だから、普段の仕事では高級言語を使っていますが、ハードウエアを動かす部分になると中間言語を使いました。

 私の書いている本の圧倒的大多数は高級言語に対応します。多くの方々は目前の問題を解決したいと願っています。『学び合い』の考え方を理解し、それを適用することは望んでいません。だから、高級言語に対応する本が多いのです。

 一方、『学び合い』の考え方を、これからの社会での生き方として書いた本も書いています。しかし、多くの方は、この本が『学び合い』の本とは思えないと思います。これからの学歴(https://amzn.to/3JSX5DD)、働き方改革(https://amzn.to/3JMv40q)、広域通信制への進路指導(https://amzn.to/3JRg6Xc)等々の本が『学び合い』の本とは見えないでしょう。

 両者の乖離を埋めるためには中間言語に対応する本だと思っています。それが今度の本です(https://amzn.to/3LZ2Gdu)。『学び合い』にはセオリーというものがあります。これまで組織的に整理して書いていませんでした。しかし、これがあるから高級言語に対応する本を読んでいる人でも解決できない問題を瞬時に解決できるのです。

 私がゼミ生のありとあらゆる質問に瞬時に答えられるのも、ゼミ生が私が一貫しており、ぶれないと判断するのも、このセオリーがあるからです。