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補足

 答申を出すであろう方々、そして文部官僚は知らないのかしら。
 今回の特別支援学級担任の経験を推進するとしたら、有無を言わさず人員配置を出来る新規採用者が多くなると思います。でも、現場のことを知っている方だったら常識ですが、新規採用者は基本3年間は同じ学校です。もし、これを崩したら、潰れる若手が増えます。
 それ以外の経験10年以下の人に関して、2年間で別な学校に移動できますか?まあ、同じ学校の普通学級への異動がありますが、校内人事で上手くいくとは思えません。
 私の仲の良かった人事担当者はゲームの駒のように人員配置をやっていました。一人一人の事情を勘案し駒を動かすのです。その帳尻あわせを新規採用者がやっていました。その選択肢がなくなるのです。
 本当に、どうするのだろう、と思います。
 ま、最近の文部科学省の施策と同じようになるのでしょう。
 私は大学院の指導教官の小林学先生を尊敬しています。愛しています。その方が文部官僚の素晴らしさを語ってくれました。それを信じています。だから、ムカムカするのです。