オフラインゼミ(つまり上越教育大学院での研究室)でもオンラインゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn )でも、私と議論していると3ヶ月以内に気づきます。つまり、『学び合い』は授業方法ではなく、生き方であることを。だから、私に対しての質問が生き方に関するものが大多数になります。オフラインゼミの多くは公開しています(https://www.youtube.com/user/TheNishikawalab)。オフラインゼミの一部と、オンラインゼミはメンバー限定です。すんません。あまりにも過激なので公開できません。
例えば、「西川先生にとっての幸せとは?」、そして全く違った質問と思われる「西川先生の野望とは?」に対する質問に対する応えは以下の通りです。
家内の横で目覚めて、家内の朝食を食べて、家内の弁当を食べて、家内と晩酌して、家内の横で寝る。それが明日も、明後日も続く。
駄洒落
です。そこには、何を食べるかは指定されていないので、メザシでもキャビアでもいいのです。だから、収入によりません。永続的な関係を結べることが大事なのです。このような生活を安定して成り立たせるには、多様で多数な人とのネットワークです。このことを私は体現していますし、それをゼミ生はよく知っています。そして、幸せそうな姿をゼミ生に見せています。
幸せになるには、そのための野望の根幹は、自分の目指すことをやり続ける。そして、現状を「足る」ことです。そのためには、幸せの根幹は、だれもが実現できることでることを理解することです。教師はそのことを管下の子ども達に伝えるのが仕事です。そのためには、それを体現し、幸せであり続けなければならないのです。ブラック勤務なんてしている人、老後に不安のある人に迫力ある語りなんか出来ません。
教育は心です。教材やテクニックで出来ることがあります。失礼ながら、私はそれが上手い。でも、だからこそ、その限界を知っています。結局、心なんです。心さえあれば、集団の2割弱は分かり、その子達が6割強を動かし、8割強の子どもが反発する子どもを動かします。
これが知足、足を知るです。
追伸 あまりにも抽象的ですので、入門者用のノウハウ本は山ほど書きました。