『学び合い』はしない 1段上の『学び合い』活用法（https://amzn.to/3Mdtwh3 ）が６月23日に発売されます。
『学び合い』に関して、私は2種類の本を書いています。第一は、『学び合い』を成功させるためのテクニックや教材を扱った本です。これが9割を占めています。その一方で、『学び合い』のことを殆ど書いていない、極端になると『学び合い』の「ま」の字も書いてない本もあります。しかし、ここで書いてあるこれからの社会のことが分かると、学校観が重層的・理論的に理解出来るようになります。そうすれば、私の本の大部分を占めている『学び合い』のテクニックや教材を使わなくても、『学び合い』が成立するようになります。事実、私のクラスである西川研究室で、私は『学び合い』のテクニックを一度たりとも使ったことがありません。
今度の本は上記2種類の本を繫ぐ、最初の本です。つまり、学校観が重層的・理論的になると、クラスの様子はどうなり、その時の教師の姿がどうなるかを示した本です。日本中には、その段階に移行できる方は多いと思います。さらに、将来的にそのようになりたい人のためにも、「こういう方向性だったんだ」と分かるとぶれないと思います。
早めのご予約をお誘いします。
