約20年前から、何度もゼミ生に言われていることです。
「○○ゼミの人たちは○○先生のようになりたいと思っているけど、西川ゼミは一人も西川先生のようになりたいとは思っていない」と満面の笑みで言うのです。ま、そうでしょうゼミ生の知る私の授業は、テクニック満載のザッツエンターテインメントの授業と、脱力系のバカ親父のゼミの二つです。前者は目指したくても無理だろうと思うでしょう。後者は、目指す目標ではない。一方、○○先生の授業は実現可能なモデルとして成り立ちます。だからでしょう。
最近、あるゼミ生から「西川先生のようになるにはどうすればいいのですか?」と聞かれました。一瞬、頭の中が真っ白になり、このゼミ生は何を考えているのだろうかと思いました。その時点で最善の回答をしました。彼の言わんとすることは分かりますが、それを理論的に整理するのに時間がかかりました。
今週も、ゼミ生から色々な質問を受けます。その多くは「幸せになるためにはどうしたらいいか?」ということに集約されます。それに対して、私の考えを語ります。それはネットで公開しています(https://www.youtube.com/user/TheNishikawalab)。
最近は、『学び合い』の本質はテクニックで無いことが分かっています。だから、その授業の様子は多種多様です(ま、分かる人には本質が見えますから)。それをゼミ生達は形にしました(https://amzn.to/3ylhOvI)。
その学生達が知りたいのは「幸せになるにはどうしたらいいか?」ということです。先の学生も「西川先生のように幸せになるにはどうしたらいいか?」という質問なのでしょう。ゼミ生達から、ありとあらゆる角度からの質問に対しても、幸せの私が、一環として答えます。幸せは普通であることを語ります。
きっと、これからもずっとその質問を受けるでしょう。幸せの私は、それに対して0.1病の迷い無く、応えます。