私の頭の中の階層は多段階です。
一般学生に対する授業では、二十年以上前の研究成果を語っています。ま、二三回はその先を語りますが、ドン引きされます。
本に書くのは、2,3年先の社会です。ま、書いた当初は、「そんなことあるわけないじゃん」と思われるかも知れませんが、2,3年後にはそれが事実になります。
ゼミ生と語り合うのは10年後です。ただ、ゼミ生は私の生き方として理解しているでしょう。
私の頭の中は100年後です。私が死んだ後の世界です。その姿を語っても、それはフィクションとしか思えないでしょう。だから、ゼミ生との会話でも、ごく、一部にしています。分からないよな~と思います。
で、私が一番大事にしているのは、明日です。つまり、今日と同じ明日を願っています。