お問い合わせ  お問い合わせがありましたら、内容を明記し電子メールにてお問い合わせ下さい。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。             

 唐突ですが。私の若い頃の話です。これは高校教師の時代も、大学教師の時代も同じです。

 みなさん、上司に仕事の仕方を教えてもらいたいですか?

 私は先輩に教えてもらいました。

 みなさん、上司と呑みたいですか?

 私は先輩と呑みました。先輩のサブで上司と呑みました。

 だったら、上司ってどうでも良いですよね。

 そんなことありません、上司が替わると笑っちゃうほど変わることを学術研究で示しました。上司が替わると激変することは2,3年で校長が替わる学校現場の人は知っているよね。

 『学び合い』って、結局、子ども集団のよき上司なると言うことなんだ。

 今の西川研究室は今まで参観したどの集団より熟成されている。そのためにやっていることは、何もしていない。週1で彼らと語ることです。『学び合い』の授業レベルのことは、まあ、3ヶ月ぐらいでほぼなくなります。それは私に相談しなくても、ゼミ生集団に聞けばいいから。一般の方だったら、『学び合い』の会に参加して相談すれば良い。みんな優しく寄り添ってくれると思いますよ。

 では私はゼミ生と週一で対峙しているか。

 彼らの質問に対して、何を聞かれても応えます。

 そのために必要な知識技能は何か?

 教科に関する知識技能は、初期段階で捨てましたが。だって、それをよしとする子どもはごく一部ですから。教師が子ども達の前でマスターベーションしているようなものです。

 私の研究者の前半戦は心理学の知識を武器にしました。でも、今はやめています。だって、一人一人は違って、全員を救いたいのですから。大多数の傾向はどうでもいい。

 じゃ、今の私の武器は何か?

 経営学、経済学、未来学ですね。

 そんな教育研究者、教育実践者、皆無です。

 だから、凡夫の私にも隙間があります。

 そして、もう一つ、私の若い頃は屑でした。それが若いゼミ生に語れます。本当に屑でした。