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読書量

 ゼミ生からは読書量を聞かれます。一番、バカみたいに読んだのは中学校から高校の2年まで。生き死にが知りたかったので、多様な宗教書を読みました。それもキリスト教だったら外典や悪魔学までよみました。仏教に関しても古典的な本は読みました。現代語訳されているお経の本も読みました。正直、分かりません。読めば読むほど、意識が遠くに行くのです。ま、それが良いのかもしれませんが。

 高校3年は受験一色です。

 学部に入っては、専門書です。でも、生物学専攻の私は数学と理論物理の本を読みあさりました。答えがハッキリするのが良いですから。

 大学院に入っては乱読です。古典と言われる本は読みあさりました。その結果分かったのは、どうでもいいことです。「かもしれない、ということを前提にして、かもしれない」を積み上げる論理は理系の私には堪えられませんでした。

 その後は統計学、認知心理学、社会心理学、経営学と実証的データに基づく理論を読むのは快感です。昔と違って、最初の30ページで心に響かないならば読むのはやめます。昔に比べて読書量は減っています。しかし、ヒットは上がっています。

追伸 研究者になる人はコメニウス、ヘルバルトを読むべきだと思います。それをありがたがっている人を相対化できます。