私の教師人生・研究者人生の最初の15年間は理科教師、理科教育学者として生きていました。そのためにやれることをやり、成果を上げました。私の頭の中には、暴走族相手に授業を成立させる授業案、大学で1時間半の授業を成立させる授業案があります。しかし、学内事情で封印され、退職まで封印されているでしょう。
その封印が完璧なので、他大学の学生さんから「私は理科が専門ですが、西川研究室に所属できますか?」という質問を受けました。もの凄く脱力しました。
なんで、これを書いているか。
晩酌の時、チューリップの画像がテレビで出ました。その途端に、チューリップを題材として、20分強の語りの流れが思い出しました。同時に、それをニコニコ聞いている子ども達のイメージがわきます。
私は、それを捨てたんだな~、と思いました。