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宗教

 小学校のある日、自分が死ぬことに気づきました。とても、怖かった。母親に「死ぬこと知っているのに、普通に暮らせるのは何故?」と聞きました。やがてなれてきましたが、根本解決したかった。小学校の高学年、中学校の時、宗教関係の本を読みあさりました。神保町に行けば、安く、しっかりした本が手に取れます。古本屋の前の道沿いに見つけると買って、読みました。そのほかにも色々ありましたが、記憶に残っているのは、正法眼蔵、立正安国論、教行信証、コラーン、聖書(正典、外典)、悪魔学、歎異抄、法華経です。

 特に印象深いのは、法華経です。法華経の内容は、法華経がいかに素晴らしいかを書いてあり、最後はこれからそれが語られると予告して、それで終わりです。私が理解したのは、この内容を理解することは私には無理なのだと思いました。

学生さんからの森羅万象天地間の全ての質問に応えています。質問には直接関係ないですが、色々と関係しています。宗教の知識があると、宗教を盲信しないことに繋がります。日本人の多くは、ほどよい距離感で宗教に関わっているように思います。

 私は大学時代、心酔した作家の一人が亀井勝一郎です。亀井勝一郎は、神を心から信じたかった。でも、それが不可能でした。その自分を恥じていました。その感覚が私に一致しています。私の蔵書の多くはpdf化しています。しかし、亀井勝一郎全集はpdf化せずにあります。退職後、ゆっくりページをめくりたい。

追伸 本日、今年ゼミ生になった学生の一人が私と対等に宗教に関して語れることを発見しました。正直ビックリしました。だって、かなりニッチですから。