6月21日発売予定の「『学び合い』 誰一人見捨てない教育論」(https://amzn.to/4egnBH5 )が発売前に2刷発行が決まりました。ご予約いただいた方に深く感謝しています。
幸いに『学び合い』は広がりました。もちろん、我々が望むほどには広がってはいません。しかし、不遜ながら、かつてこれほどまでに広がった一つの理論と一つの実践論の教育実践があったでしょうか?
日本一小さい大学の一教師が始めたことがこれほど広がった理由は一つです。ありとあらゆる書籍等が用意されて、その本の通りにやれば、その本の通りになった人が多いからです。
私は広がった『学び合い』実践者に、本書で書いたレベルの段階に進んで欲しいと願います。全員でなくてもいいです。しかし、2割弱は必要です。そうでなければ、次の時代を導けない。
是非、お読みいただければと思います。
もちろん、『学び合い』実践者以外の方もお読み下さい。高邁な教育論は今までもありました。しかし、それを日々の実践に落とし込む際、不可能であったり、断絶・飛躍する場合が多かった。しかし、『学び合い』は高邁な教育論が、シームレスで日々の実践に繫ぐことが出来ます。
これからは今までの教育に囚われた「なんちゃって個別最適化」ではなく、本当の個別最適化を子どもと保護者は選択します。生き方レベルの『学び合い』以外にそれに対応できないと思います。