本日は学部2年生に対する講義です。これを含めてあと4回です。心を込めて語りました。ただし、意識してテクニックを使いませんでした。そのため、眠そうな学生もいます。かなり心は折れましたが、テクニックを使わず、心で語りました。これは一発勝負でない語りです。彼らは、一発勝負のテクニック満載の講義を聞いた学生さんです。だからこそ、そのテクニック満載の講義をした私が、テクニックを封印して淡々と語りました。
眠そうにしている子が30人中、3人はいました。繰り返しますが、心は折れます。テクニックを使いたい誘惑にかられますが、我慢しました。思いを込めて語りました。講義を占めると、自然発生的に拍手が生まれました。数百人レベルの講義だと、どんどん増えて万雷になります。でも、数十人レベルでは起きません。しかし、おずおずと、拍手が生まれます。きっと、心の底から語った私への御礼だと思います。
分かる人は分かる。それで集団を変えられます。ただし、セオリー通りの2割弱より、はるかに多かった。
思いの意味は正しかったと思います。