昨日の補足です。
何故、教科書通りの定番の課題でいいのか?
理由は、最適な課題は一人一人違います。結局、与えられた課題をもとに、各自がオーダーメイドするしかないのです。教師が凝った課題を与えると、それがしにくくなります。白米はチャーハンにもカレーにも海鮮粥にもなれますが、カレーはチャーハンにも海鮮粥にもなれません。
昨日も申しましたが、学習指導要領が示す学力は子ども達の将来の幸せを保障していません。学歴自体が保障していないのですから。
では、教師がすべきことは何か?
それは、教師が幸せであり、それを見せびらかすことです。ただし、特殊な幸せではなく、万人が実現できる幸せが、実は本当の幸せだと言うことを示すのです。そして、それを実現する最高のツールは多様で多数の仲間であることを体現します。
そうすれば、ゴチャゴチャ言わなくてもちゃんと集団は成り立ち、各人のパフォーマンスは高まります。
ま、生き方レベルの『学び合い』に到達しないと、何言っているかわからないですよね。