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教育的指導

 私のSNSのタイムラインには教え子たちの新年度の書き込みがあります。気になっても書き込みをしません。セオリー通りです。私からの指摘ではなく、仲間からの指摘が彼らを守るから。

 しかし、集団全体が分かっていないと思ったとき、誰とは言わずに、全体に語ります。

 説教です。

 SNSでの匿名性は皆無です。公開範囲を限定してもです。したがって、誰かさんからの言動を書くとき、それは積極的なプラスである場合です。仮に否定する場合があっても、それは組織の問題と捉えます。過去の私の書き込みを調べてください、個人を否定する書き込みは、宮崎駿の晩節をけがした場合のみです。文部科学大臣の言動を否定する場合、その言動は文部科学省という組織の判断という文脈で語ります。

 文部科学省の施策を否定しても、それでカリカリする人は多くはありません。しかし、個人を否定したらカリカリするし、私への個人攻撃に至ります。

 ましてや自分の職場での同僚、先輩、保護者、子どもに対する否定的(と思われる)書き込みはアウトです。わかりやすいのは、「これ書いたのあなた」と言われたら窮する書き込みはアウトなのです。

 大人の社会、理不尽なことはあります。でも、それは信頼する人に対する愚痴にとどめましょう。どうしても書きたいならば、例えば、「先輩から○○を言われた。○○のことをどう考えているんだろう」と書くのではなく、「先輩から○○というアドバイスをいただいた。ありがたい。私は○○は大事だと思ったけど、先輩のアドバイスを受けてもう一度考えてみる」と書くのです。(書かない方が良いけど)。そうすれば、「その先輩のアドバイスは間違っている」という書き込みが入るかもしれません。しかし、それには乗らず、「声をかけられているだけで、ありがたい」と書くのです。そして、電話やダイレクトメールで、感謝しなさい。

 君たちは知っているはずだ。私が学内でいかに我が儘で攻撃的であったか。しかし、守ってくれる人も多く、敵もあからさまに攻撃することなく恐れた。それは何にも考えていないのではなく、ちゃんとリスクマネジメントをしているからだよ。

 ただし、若い君たちの年代で今のリスクマネジメントをできたかと言えば、そりゃ無理だ。どうしたか。職場のキーパーソンにかわいがられ、何かをするとき相談する。それをやり続けたから。

 つまりね、掟破りの書き込みをしているのは、仲間に愚痴を言えない、相談できる年長者とつながれない、この二つだよ。大丈夫です。相談できる年長者はどの職場にもいて、まともな若手がいたら自分のためにかわいがるから。

 以上。

 これに関する書き込みは禁止だよ。君らは今生では会わないから。