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仕事の作法

 私は平均的な教科教育研究者の20倍以上の業績を上げました(http://bit.do/fF4BM )。また、学会賞を獲得でき研究者の中で教師向けの本を膨大に書いた人は、明治以降、佐藤学先生と私ぐらいだと思います。膨大に書いた人もいますが、それは現場教師の実績が主で学術業績が中心ではありません。

 この業績を上げた理由は仕事の作法があります。凡人でも出来ることばかりです。しかし、これを数十年続けることは意思の力が必要です。以下の通りです。

 時間をかける。時間の質を云々できるのは天才レベルの人、凡人は質が低くても長い時間をかけることが大事。

 それを成り立たせるために以下が必要です。

 アウトプットも質よりも量。論文数と引用回数には正の強い相関があります。ゲーテは多作で有名だけど、駄作も多かった。業績が少ないのに超絶の業績を上げた人は湯川秀樹レベルの天才のみ。凡人には不可能です。

 出来ない理由を探すのではなく、置かれている状態の中で出来るものを探す。

 仕事が行き詰まったら、とりあえず出来ることをやる。膨大な仕事がたまると、やる気が失せる。中には、どうやったら良いか分からない仕事もある。その場合は、そのとき出来る、単純な仕事を終わらせる。仕事の量が減ると、今まで無理だという仕事の解決策が見えてくる。

 仕事は並行していくつもやる。単発だと、それが失敗すると落ち込んでしまう。でも並行していくつもやれば、失敗する仕事もあるが、成功する仕事もあり、後者に意識を集中させれば落ち込まない。

 こうやってやり続ければ、自ずと凡人なりのスキルが上がってくる。

 私は大学院1年の4月から40年弱、一年三百六十五日、毎日十時間以上、仕事に費やした。例外は、家族旅行、祝儀・不祝儀ぐらい。その場合でも数時間は費やした。

 40歳を超えると知力・体力が衰える。その時期から、チームを形成し、そのチームの管理者にシフトする。

 これが膨大な業績を積み上げた理由です。