40年住んだ直江津、高田ですが、商店街が衰退しています。私なりの分析です。お怒りになる方もおられると思いますが、まずは事実かどうかを省察して下さい。その上で、これからに生かしていただければと思います。
私は直江津、高田の商店街が嫌いでした。理由を言います。
今から39年前に住み始めたときビックリしたのは、メインの商店街が6時ぐらいでシャッターを下ろすのです。結果として独身族の私は買い物が出来ません。
学生時代、立山という富山の酒が好きでした。地元の酒屋に手に入らないかを丁重に聞いたところ「新潟では新潟の酒を飲んでいただくことになっています」と叱られた。
これは家内ですが、魚屋に行って注文したら、後からきた地元の客の応対を優先して軽くあしわられた。
それでいて、商店街の企画は「○○祭り」のような期間限定品ばかり。
その結果、直江津、高田はシャッター街です。
商店街の人は大型スーパーの価格だと思っていると思いますが、違います。誠意の問題です。ようは、どの客にも誠意ある対応をするかしないかです。まあ、昔は一部のお得意さんに誠意を尽くし、その他の一見さんには素っ気ない態度でいいのかもしれませんが、お得意さんが高齢化して少なくなったとき、自分たちの至らなさを冷静に分析できなかった。
だから、郊外店舗の大型スーパーの方に流れるのです。どの客にも誠意ある態度(全員に出来る誠意レベル)が安定しているからです。それでいて安い。これで勝てるわけ無い。
ちなみに、久喜の商店街の人は、普通に誠実です。高田、直江津は田舎だからの甘えですね。