なんか、計算できない人が多すぎる。
備蓄米の総量は100万トンで、古米、古々米、古々々米、古々々々米、古々々々々米という過去5年間の備蓄です。政府から出されるものはそのブレンドでしょう。
去年の段階で、古々々米、古々々々米、古々々々々米が売り出されたら、いくらだったら買いますか?新米が2500円だとして、まあ、一般人は買わないでしょう。1000円レベルの飼料米レベルでしか売れないでしょうね。
最低賃金の全国平均は1055円です。
ここまでが準備段階です。
備蓄米を買おうとして、ネット販売は一瞬で終わります。ネットリテラシーの高い人が買える「かも」しれないでしょう。
一般小売店で買おうとしたならば、2時間以上ならばなければならないですね。でも、2時間は最低賃金で2000円程度です。つまり、5kgの米の市場価格より2500円安く買うために、2000円の労働単価で1000円ぐらいの米を買っているのです。だから、スーパーで並ぶ人はそれをやっているのです。計算が合いません。
こう書くと、庶民はそうやって生活防衛をしているんだというお叱りを受けるでしょう。
しかし、そうでしょうか?貧乏学生が最後の最後に頼るのは大容量のスパゲッティでした。あれは安かった。違いますか?
では、備蓄米放出を私はどう思っているのか?
すごくいやらしいことを書きます。投資の世界と同じです。安い株を買えるのは、本当の価格を分からない情報弱者が売ってくれるからです。2000円分の時間を使って、1000円代の米を買ってくれるから、4000円台の本年度米を買えるのです。
嫌われることを書きましたが、ようは、みんなで賢く生きればいいのです。
ということが分かると、政治家でやっていることって茶番でしょう。本体は備蓄米ではなく、減反政策と流通の問題です。でも、それって政治家は言いませんね。利権が絡むから。