オンラインゼミのゼミ生の中には校長や行政職の方もおられます。その方の質問も面白いですね。ある方が、人事評価によって給与に差がつくようにしなければならないが、そんなことで職場がギスギスしては本末転倒だ。どうしたらいいですか?という質問を受けました。
私は大爆笑して以下のように語りました。
そんな人事評価をした結果として、どれほどの給料の差が出るの?雀の涙ではなくメダカの涙でしょ。雀の涙だったら雀は涙を流していることを自覚できるが、メダカの涙ならば自覚すらできない。そんな馬鹿馬鹿しいことにエネルギーを費やすのはナンセンスだ。簡単な方法は、職員に人事評価の方法を考えさせればいい。おそらく、それっぽい方法を考えるよ。私が務めた高校では、職員が順繰りに特別昇給を受けるというルールがあったよ。おそらく、そのアタリになると思う。
そんなメダカの涙のことなんて考えないで、もっといい方法があるよ。副業を奨励する。だって、教育公務員特例法には教育に関係する副業は出来ると明記されているのだから。ま、利益相反がないならば基本Okにすればいい。いやむしろ、行政が教育に関係する副業を斡旋するぐらいにすべきだね。受験時期を早めたり、試験科目を減らしたりするなどと言う姑息な応募者確保より、効果が高いと思うね。
なんで、このレベルのことが思いつく行政がいないのだろうか?