お問い合わせ  お問い合わせがありましたら、内容を明記し電子メールにてお問い合わせ下さい。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。             

補足

 本日のオンラインゼミでは、予想したことですが最近の私の書き込みに関して聞かれました。つまり、何故、私が『学び合い』実践者から嫌われるのか、ということです。

 私が『学び合い』を広める初期段階には、従来型の教師、特に優秀な方から蛇蝎のように嫌われました。その方からは、「今まで私がやっていることが無駄だったと言うのですか」とも言われました。『学び合い』は今まで大事にしていることは必須ではないし、むしろそれ以外に力を注げと結論づけられます。それは、多くの善意の教師を否定することになります。当然、嫌われます。

 私は山ほど『学び合い』の本を書きました。その多くは初心者用の本です。つまり、不安で不安でしょうがない人向けの本です。そのような方々は、ちょっとの失敗で挫折する危険性があります。だから、安全運転のためのテクニックが満載です。

 私はとりあえず『学び合い』の授業が出来るようになれば、何故、それが上手くいくのかという考え方に進んで欲しいと願います。しかし、大多数の方々は、従来型の授業と同じ考えで『学び合い』を実践します。簡単に言えば、子ども集団を信じ切れていない。だから、教師の出番や、仕組みを精緻化することになります。結果として、従来型授業に近づけます。その方々には、私は目の上のたんこぶかもしれません。この30年間ぐらい、多くの方々に誠意を尽くしていました。だから、恩があります。だから、私を個人的には否定しないでしょう。まあ、老害と思うかもしれません。

 しかし、子ども集団を信じ、これからの社会の方向性が分かればもう一つの方向性が見えてきます。

 ここから書くことは、誤解する人が多いことかもしれませんが、もう書いてもいい頃かもしれません。

 職を離れ、家族との関係性が良好で、資産形成が成り立っている人にとっては、「多様な人と折り合いを付ける」必要はありません。家族と私を価値ある人間だと認識している人とだけ関わればいいのです。『学び合い』は何のためにやっていますか?自分のためです。教師として充実し、家庭を大事にするためです。そのために、子ども集団を健全にする道が唯一の道だからです。ところが、職を離れ、家族との関係性が良好で、資産形成が成り立っている人にとっては、「多様な人と折り合いを付ける」必要はありません。だから、私はゼミ生に対して「一人も見捨てるな」とはただの一回も言ったことはないです。

 しかし、私はゼミ生たちに、家族の幸せ、資産形成の大事さを語り、自慢します。もう、辟易するほど。そうすることによって、ゼミ生たちはパートナーを大事にし、資産形成を始めます。全員ではないですが、それがいいことだと分かります。上記を成り立たせるためには、社会生活として「多様な人と折り合いを付ける」ことが自明となります。これが生き方レベルの『学び合い』なのです。このレベルになれば、全てのテクニックは不要となり、子どもたちに自分をさらけだせばいいだけのことです。それだけで、リードする子がなんとかしてくれます。

 このことが分かってから、「衆生を全て救う」というのが菩薩の願いであり、如来の願いでないことが私なりに分かりました。

 ゼミ生に、パートナーを損得で計算しなさいと何度も言います。何故なら、感情の愛はブレがあります。しかし、パートナーの存在の損得勘定のありがたさは不変で。だから、パートナーの損得勘定をすれば、関係性が安定します。「多様な人と折り合いを付ける」は自分の幸せを実現する手段だと見切れば、在職の段階での「多様な人と折り合いを付ける」が安定するのです。

 私なりの説明です。