私は42歳で本学最年少記録で教授になりました。しかし、それよりもずっと前から人事を動かしていました。もちろん、教授ならざる私は人事を直接動かせませんが、私を信頼する先輩たちが私の語るとおりに動かしました。
そして、四十代半ばから、私自身が人事を動かすようになりました。全て、歴代の管理職が私を信頼したからです。ま、そうなるような抜群の結果を出し続けたからです。
私は組織のパフォーマンスは一人一人のメンバーの能力だと思っています。もちろん、個人に頼る組織は危ういですが、継続的に能力の高い人を採用し続ければ良いのですから。
結局は「人」です。これが正しかったのは、私が在籍した期間の結果が示しています。基本的に、人として信じられる人の評価が一番だと思っています。だって、論文数で人は評価できませんから。
惚れ惚れとするほど優秀な同僚がいます。私が一本釣りした人です。あるとき、その人が信頼する人が、妻帯者にもかかわらず・・・・・。それを知った私は、優秀な同僚に「私は絶対に○○さんを採用しない。理由は危機管理だから」と言いました。言われたその方は理解し、そのことを話したことはありません。
男と女、どんなことがおこるか、分かりません。自分を振り返れば、若い頃は欲望に負けそうになったことはあります。しかし、結婚してからはありません。なぜならば、家内の価値は無限大だからです。
私は伴侶の価値を分からない人に、学生を指導させたくない。それを甘く考える人と付き合いたくない。男と女で、何が起こるかは分かりません。それを否定したくない。でも、私は関わりたくないし、学生さんたちにも関わらせたくない。
少なくとも、一昨年度までは、我が儘放題で、その一点は動かしませんでした。
追伸 こんなことを書けるのも退職後がしっくりしているからですね。