信仰で悩んでいた中学、高校時代、多くの本を読みました。その多くは聖書(外典も含む)、コラーン、そして仏教宗祖の本です。でも、一番好きになったのは親鸞の和讃の中の「たとひ法然上人にすかされまいらせて、念仏して地獄に堕ちたりとも、さらにこう介すべからず候」という言葉です。宗教に関して私はイノベーターになり得ませんでした。そして、私は法然上人はいません。だから、亀井勝一郎と同じ悩みに至ります。
追伸 それと同時に人間的にくずを徹底したのです。冷静に考えれば、おろかです。
追伸2 結局、親鸞ですら、浄土三部経ではなく、法然を信じたのです。彼はアーリーアダプター。でも、それだから、広がったのですね。