定期連絡します。文部科学省が次期学習指導要領に関して発信しています。前からですが、密教の曼荼羅図のように全てのものを書き込んでいます。それも曼荼羅図のような世界観がないのですから、情報量0です。
みなさん文科省の発信を気にすることはありません。どうせ実効性はないですから。理由は簡単です。文科省は全ての学校、全ての教員にどうすべきかを発信しているのです。振り返って同僚を見回してください。一定量のオネー様、オニー様がおられ、その方々は一定の発言力を持っています。その方々が今までのことと違うことをやると思いますか?やらないですよね。そうなれば、やらなくていいように会議で発言しますでしょ。その結果、今まで通りのままで多少のワードが変わるだけのことです。仮にやるとなれば、「どうすればいいの」の大合唱が起こり、現場は混乱します。そうすれば市町村レベルの指導主事は「今までの実践でいいのです」と火消しに回ります。以上、証明終わりです。
文部科学省や都道府県教育委員会のような教育における市場占有者は改善は出来ても、改革は出来ません。いや、しては駄目なのです。何故なら、彼らは大多数のステークホルダーの利害を保証する義務があるからです。
では、今後、変わらないのでしょうか?変わります。いや、既に変わっているんです。生物進化も革命も、常にニッチな市場で生じ、そこで洗練され、パンデミックします。私はその市場は非一条校だと確信しています。では、現在、一条校にお勤めの方々は非一条校に転勤すべきなのでしょうか?私はお勧めしません。非一条校のどれが次のディファクトスタンダードになるかは未知数だからです。イノベーターの人たちに任せましょう。彼らは、改革がリスキーであることを十分理解しています。失敗しても、それを乗り越える人たちです。ところが非イノベーターはそれに耐えられない。
その他の方々はどうしたらいいか?ある程度の方向性が見え始めたときに、イノベーター寄りのアーリーアダプターが軸足を動かし、その次にマジョリティー寄りのアーリーアダプターが軸足を動かせばいいのです。16%のキャズムを超えたとき、行政はディファクトスタンダードをスタンダード化するでしょう。そうしたら、アーリーアダプターよりのマジョリティーが軸足を動かせばいいのです。
『学び合い』の実践者の方々に申します。何も変える必要性はありません。『学び合い』は一条校でも有効になりますし、未来の一条校である現非一条校でも有効です。実践の技術を卒業したら、経営学や投資を勉強し、子ども語る力を高めてください。そして、ご自身が幸せになってください。さらに付言すれば、認知心理学の示すとおり、教材研究の結果、一部の子どもにはフィットすることは出来ますが、大部分の子どもにとっては訳の分からない授業になる危険性があります。もちろん、教材研究によって授業改善に繋がる可能性がありますが、それを実現しようとしたら、皆さんが最も最優先すべき家族との時間を犠牲にします。皆さんが最優先すべきは教え子ではなく家族です。これは恥ずべきことではなく、胸を張って主張すべきことです。
文部科学省の曼荼羅図の中には皆さんの実践を肯定する言葉に満ちあふれています。だって、とにかく書き込めることは全て書き込んでいるのですから。くれぐれも文部科学省の曼荼羅図を理解しようとしないでください。時間の無駄です。
以上、定期連絡です。