今回の学習指導要領改訂は、戦後初の状態になっていると思います。
戦後の学習指導要領の改訂の前には、文部科学省がテーマと標語を打ち出し、学校現場が盛り上がるということが起こりました。教師用図書の出版社にとっては稼ぎ時です。前々回は「言語活動」、前回は「アクティブ・ラーニング」でした。しかし、今回は何も起こりません。少なくとも、毎回起こった雲霞のごとき新刊書ラッシュはありません。懇意の編集者に「今回のトレンドは?」と聞きましたが、一様に分からないそうです。
教師経験10年以上の方々に問います。こんなことありましたか?
これを紐解きます。
アンテナの高いイノベーターの教師が何の反応もないことを意味します。つまり、本当に言葉遊びのレベルなのです。では、イノベーターの教師がやっていることは、公立の一条校を捨てて、私立学校や非一条校に異動することをしているのです。つまり、文部科学省・都道府県教育委員会を見捨てているのです。
この後、どうなるでしょうか?
どんどん、子ども・保護者が一条校を見捨てます。見捨てられない子ども・保護者は行政に見捨てられます。今後、学区合併が進めばスクールバスでは追いつかず、保護者が送り迎えを求められる状態になります。(確認ですが、憲法において就学の義務を負っているのは保護者であって、地方自治体ではありません)早晩、義務教育段階の非一条校が学びの多様化校になるでしょう。
で、私のアドバイスです。
イノベーターの人、つまり、失敗してもしょうが無いと思っている人以外は、公立の学校にしがみつきましょう。そのうちに行政が今の職のママで学び多様化校への異動の選択肢を設けます。そうしたら親方日の丸の公務員の身分保障のママ異動しましょう。『学び合い』の実践者ならば、問題なく、出来ますよ。
大事なのは、無様な文部科学省・都道府県教育委員会を無視しましょう。彼らは何も出来ません。出来るのは一度ぶっつぶれてからです。同時に、先端的に動いている人に流されないでください。おそらく、そのような人を身近にいるかもしれません。しかし、彼らはものすごいリスクを受けることを計算し、家族も納得した人です。多くはない。ちなみに、私は生涯そのような博打をしたことは一度もありません。公務員一筋です。