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喧嘩の仕方

 SNSで流れる中国の情報発信を見ていると、下手だな~っと思います。ただし、相手が感情コントロールが出来ず、損得勘定無しで暴発する相手ならば以下で書くことは無効です。しかし、中国という国家はそんな愚かではありません。その前提で以下を書きます。

 社会に出れば、政治的な闘争はつきものです。それを避ければ、際限なく搾取されます。ただし、闘争するならば、勝てなければなりません。

 意見が対立するとき、その成否を判断するのが個人ならば、その個人とのやりとりが必要です。しかし、教員の世界では、まあ、無いでしょう。相当愚かな校長でない限り暴走しない。もし、暴走してもそれを合理化する法的根拠は薄弱です。校長は権力者です。しかし、放棄に根拠を持つ場合に権力を行使できます。しかし、日本の教育法、地方公務員法は一人一人の教諭を縛る明確な規定はありません。だから、議論すれば校長は負けます。

 ということで、賢明な校長は一部の教員から強く支持されており、多くの教員は支持する教員の影響下にいるという環境の中で事を進めます。この場合は、そのような校長に反対するということは同僚の多くと対立すると言うことなので、やめた方が良いと思います。そして、多くの凡庸な校長の場合、「みなさんのご判断で」となります。以下でその対応を語ります。なお、短く語りますが、一部の愚かな校長が暴走したときは、やんわりと、のらりくらりと、しっかりと聞いて無視すれば良い。それに対しての対応策はありません。

 ということで、多くの場合、皆さんの同僚が是非の判定者です。つまり、議論の相手方を説得する必要はありません。というより、意地でも説得されませんから。では、どうするか。一番良いのは大多数の同僚の利害に訴えれば良いのです。相手方は、その人の考える正義によって語るでしょう。例えば、「子どものため」とか。あなたはそれを否定せず、しかし、同僚の利害に関して語れば良い。だんだんと同僚たちが味方になってくれます。だって、抽象的な正義より、自分の利害を優先します。

 しかし、当事者同士の利害の対立の場合はどうでしょうか?今回の日中の対立はこの場合だと思っています。まあ、両者は上記の「利害」を抽象的に語りますが、心に響かないように思います。では、どうするか?

 人は自分の利害に関係ない場合は、あまり頭のリソースを使いません。つまり、深く考えません。その代わりに、印象で判断します。つまり、言い方です。後に私の勤務していた大学の学長になった方から教えてもらいました。「相手を怒らせれば勝つ」と。その方は極めて丁重な物言いで、おだやかに相手方の嫌がることを突きます。そうすると我慢が出来なくなった相手は、大人としては言うべきではない言葉と行動をしてしまうのです。そうすると周りの人たちは、それをもって判断します。

 中国報道官が強い表現を避けて、穏やかに、かつ嫌らしく語れば日本も困るのに。日本国政府は非常にやりやすい相手と外交しているのだなと思います。
追伸 大阪総領事の発言は100%中国の国益を損なったと思います。