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職能

 多くの人は教師の職能を発問、板書、教材理解だと思っています。でも、それで子どもたちに与えられるものは何でしょうか?「全員」という縛りを賭けた途端に「皆無」というのが私の結論です。多くの教師が思っている、信じたいと思っていることは、領域固有性(つまりある教科で学んだことはその教科に範囲内でしか使えず、汎化は限定的)によって否定されます。つまり、数学で学んだ論理性は数学において役立ちますが、その他では役に立つとは限らないのです。また、「可能性が広がる」と言います。しかし、既にアタリの職業はなくなりました。銀行・証券・保険は実店舗型は衰退することが決まっています。だから、通帳作成にお金を取るような小銭稼ぎをしているのです。医師、歯科医、弁護士、会計士という「士業」が衰退しています。まあ、医師以外は既に普通の会社員レベルに陥っています。即戦力を求める企業と、アケデミズムを大事にしている大学のギャップによって、偏差値65以下の非ジョブが他大学(つまり9割5分)の卒業生は不安定な状況にあります。つまり、勉強して、受験に勝てば、その偏差値に応じて勝ち組になれるといモデルは崩壊しているのです。

 では、「経済的」に生き残れる子どもに育てるには何が必要か?深い読みでもなく、論理的思考能力でもありません。投資をすることです。投資自体は非常に簡単です。一定以上の時価総額の会社を高度に分散したファンドを長く持ち続ける、というものです。まあ、簡単に言えば、米国株ETFやオールカントリーを買って、どんなことがあっても売らず、買い続けるという至極簡単なものです。

 ものすごく簡単ですが、それを守るのは大変です。そりゃそうです。100万が30万になったら、10万になる前に売ろうとするのが多くの人の気持ちです。でも、そのような人たちのおかげで、30万になっても売らない人が1年ぐらいで120万、150万になるのです。

 だから、私はゼミ生には少なくとも、「ウオール街のランダムウォーカー」と「敗者のゲーム」を読むことを勧めました。そして「リベラルアーツ大学」のYouTube動画は見続けることを勧めます。

 でも、理屈で納得できる人はごく僅かです。結局、アーリアダプターレベルの人も、信頼できる人からのサポートが必要なのです。オンラインゼミでの話題の中で、投資の話題は定番です。「○○はだいじょうぶでしょうか?」と聞かれます。YouTubeの投資系の動画の95%以上は、「大暴落間近」、「高騰間近」と煽るものが多いのです。それで稼いでいるのですから。不安になるのは当然です。相談を受けると、「投資は最後まで自己判断の世界だよ」と布石を置いた後に、至極当たり前のことを言います。私の投資行動は正直に話しているので、それなりの信頼度があると思います。

 私は今度の群馬の会では自慢話をします。しかし、それは何故かと言えば、それが成り立つには経済的自由が必要であり、それを成り立たせるために何をすべきかを語るためです。願わくば、経済的自由を獲得する教師が増えて、それによって子どもたちが救われることを妄想します。だから、義務としてゼミ生に対しては自慢をします。それに興味をも他人があれば、先行するゼミ生を紹介します。投資の『学び合い』集団をオンラインゼミで形成しているのです。ふぉふぉふぉ

 これが教師の職能です。教師を教科内容を教える人だと思っている人には受け入れがたいでしょう。しかし、教師が子どもたちの一生涯の幸せを与える人だと思えば、上記こそが職能です。