ネット上での仲間の方々の活動を見ていると心が苦しくなる。
少なくとも10年ぐらいまでは、「大変ですけど、自分のクラスで『学び合い』をやって、そのうち時代が来るから」と言えました。
今はどうか?
何度も書きますが、経営学によって、人は、イノベーター2.5%、アーリーアダプター13.5%、マジョリティ68%、ラガート16%の4タイプに分かれます。新たな製品、サービスに対する行動の違いです。順番に肯定的で、後になるほど否定的です。最初に言いますが、イノベーターが偉いわけではありません。新たな製品、サービスのほとんどは外れですから。だから、たいていの場合はマジョリティ、ラガートが正解です。
ただし、時代が変わるときは違います。
私は今はそうだと思います。
今から10年以上前に私が予言したことは、多くのイノベーターさえも「西川先生のオモシロ話」と思ったでしょう。でも、時間とともに私の予言通りの流れになっていることを理解し、新しい流れに身を投じました。具体的には安定した公務員の職を捨てて、新たな職場に身を置きました。
たいてい、いや、全て私と相談なしに決断しました。私が相談されたら、「もう少しまって流れを確認しよう」と言います。しかし、イノベーターは流れの先頭に立ちたいのですね。だから、西川研究室を選んだのです。
年月は流れました。
今は、イノベーター寄りのアリーアダプターの人たちが揺らいでいます。
よい発問、よい板書、よい教材研究に疑問を持ち始めています。
だって、そんなことしても、子どもは喜ばないし、そのことをはっきりと示すようになっています。そして、子どもの数がへって、公教育が成り立たなくなっています。
揺らいでいる同志の方々に言います。
とりあえず、公務員でいましょう。みなさんはイノベーターと違って、失敗したと感じるとひどくつらいですよ。毎月のお給料をもらうことを保証し、家族を安定しましょう。部活を地域移行したように、学びの多様化校のように、あなたがやりやすい職場が生まれます。「え、本当?」と思われるでしょう。でもね、それ以外に、行政に方法はありますか?校区合併を繰り返して、今の教育は成り立ちますか?その中で一斉指導は成り立ちますか?まあ、無様な地方公共団体はありますが、あなたは、多様で多数な仲間を与える教育をしてください。やがて、時代は追いつきます。