投資に関する勉強は、物理を学ぶことに近いように思います。少なくとも個別株ではなく、インデックス投資に関しては。物理も様々な問題を解きますが、最終的にはシンプルな原理原則に到達し、そうすれば安定します。受験の時に解法パターンを暗記して大学受験をクリアーしましたが、入学後にファイマン物理学を読んで大笑いしました。なんで高校であんなくだらないことやっていたのだろうかと。でも、ファイマンのような天才ではない私は、具体的な個別事例を学ぶという途中過程が必要なのでしょう。
相続関係の勉強は全く別物です。世の理という普遍性の高い、再現性の高いものではなく、法律の細かい条文が関わっています。最初は、あっけにとられましたが、最終的には私のケースにおいて押さえるべきものは何かということが押さえれば比較的簡単です。それに私が守るべきは家内であり、息子に関しては最初のスタートが私の時よりましであるのですから2次相続を考えなければ、非常に単純です。
今、こつこつと私が死んだときの手続きをまとめています。健康なときからそれをまとめるべきだと思います。目指すべきは、私の部屋の目立つところに「死後開封」という封筒を貼り付けている状態にしたいと思います。
あるとき、話の流れで「遺産」のことを家内に言ったら、「私は遺産を当てにしていない」と強く言われました。あやまりました。でも、それでも家内を守る体制構築は退職後の私の戦略です。家内は専業主婦で150%成果を出した人ですから、彼女が迷わないマニュアルが必要です。