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違和感

 本日のテレビを見ていると、男性高齢者が特定の食堂にほぼ毎日集まってダラダラと話し合うことが幸せである姿が流れました。みんな幸せそうでした。しかし、私には違和感があり、全くうらやましくない。私は、毎日、妻とランチ・ドライブ・買い物で3時間から4時間、半径1m以内にいます。ダラダラと話します。そして、朝、夕食も一緒に過ごします。でも、それ以外の時間は、互いの時間を犯さないようにしています。とても、幸せです。もし、それ以外の人が関わると、大きく、毀損します。

 以下は、退職前の人には全く関係ない話です。

 私は生物学を専攻しました。そこから考えて、ホモサピエンスは本来多くの群れには対応していません。せいぜい150人程度でしょう(ダンバー数)。その多くは隣人程度の関係です。つまり、利害関係の損得勘定ができる程度です。コアは肉親レベルでしょう。我々の本性はそこにあります。しかし、それでは近代化した社会においては生きられません。だからこそ、「多様な人と折り合いをつけ、自らの望みを解決する」という『学び合い』のセオリーが必要なのです。

 しかし、退職後はそのくびきから逃れられます。たたし、経済的自由を得た人です。それがない人はずっと『学び合い』が最善の戦略です。では、目の前の子どもたちの未来を考えましょう。まずは伴侶です。夫婦という形でなくとも、死ぬまで経済的にも共同体な人を持てるようにすべきです。そして、緩くても、細くても、というより、緩く、細い関係を150人程度持てることだと思います。このあたりは、『学び合い』実践者にもにわかには理解できないかもしれません。今、関係を拡大し、そのメリットを感じていることです。いいのです。それで。でも、その先があることを理解すべきです。

 『学び合い』は徹底的に利害損得を計算した実践です。だから、一番賢い子どもも納得するのです。そして、あなたも納得するのです。