お問い合わせ  お問い合わせがありましたら、内容を明記し電子メールにてお問い合わせ下さい。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。             

生活習慣

 都市伝説のように広く知られている話の一つに、「ビルゲイツは100ドル札を拾わない」というものがあります。理由は、ビルゲイツが立ち止まり、身をかがめ拾う動作にかかる5秒の間に100ドル以上の富を生産できるからです。

 しかし、別の逸話にはビルゲイツはエレベーターで1セント硬貨を拾って喜んでいる姿を同僚が呆れたという話もあります。

 本当はどちらかわかりませんし、おそらく両方が正しいともいえるでしょう。

 これを正しく理解するには時間の価値をどう考えるかです。

 資産形成途上においては、僅かなコストにも敏感になり、それを集約したお金を投資に費やし続けることが資産形成のポイントです。(もちろん、再現性の高いリターンが期待できるアセットに投資をすることが前提ですが)ビルゲイツは稼ぐ力がある人です。ところが一般人の多くは給料で生活し、副業収入は少ないか皆無かでしょう。ならば、投資金額は無駄を排除することによって決まります。だから、数円レベルでも敏感になるべきです。

 しかし、資産形成がある程度目星がついたならば、小銭を拾うべきではありません。小銭を拾うより、もっと価値ある(そしてあまりお金のかからない)時間の過ごし方を見いだすことに注力すべきです。つまり、己と向き合って己の幸せはどこにあるのかを見いだし、それに確信し、揺らがないことが大事だと思います。

 ビルゲイツは目の前に1セントがあって拾ったのは、我々がたまたま四つ葉のクローバーを見つけたと同じだと思います。同時に、かりに100m四方の草むらに100ドル札が10枚(つまり一万セント)あった場合、それを拾うために5分(つまり5秒の60倍)を費やすことは絶対にないはずです。

 私が50歳代半(つまり資産形成途上)において、先輩同僚が退職する前に「退職したら何するの?暇でしょうがないんじゃない」と聞きました。その先輩は笑いながら「やりたいことがいっぱいある」と言っていました。その方はその職業人生において、常に最先端に居続けた人です。「え?」とビックリしました。私も60歳を超える頃になると、人生には自分の天職以上に楽しいことがあることをわかるようになりました。だから、生涯現役という言葉は私の憧れから、「可哀想に」と思うようになってしまったのです。だからこそ、我が儘放題の私は私の教え子にして同僚・上司のご寛恕のもと退職生活シフトに移行しました。そして、退職後は人間関係を断ち切って(恩ある方との関係は切りません。向こうが切っても。)、自分と家族だけの世界に浸るようにしました。とても幸せです。

 若い方々には語りました。昔は当たりの職業・企業があった、でも、今はない。当たりか、当たりでないかは、投資をするかしないかだ。これからの社会がどうなるかわからない。でも、とりあえず公務員はクビにならない。だから、今の当たりは、公務員になって、できれば副業もして、投資をすることだと。

 長々書きましたが、これを書こうとした理由はとてつもなく、馬鹿馬鹿しいことなのです。私は楽天経済圏にいますが、その関係で頻繁にクリックすると1ポイントがもらえるというメールが来るのです。私はそれをクリックします。しかし、その種の一定期間に何通もメールが来て、それらをクリックしても1ポイントなのです。つまり、1クリックの意味は1円にもなりません。既にクリックしたメールか否かを判断しようとしたらかなりの労力になります。だから、何も考えずにクリックしてしまうのです。この労力がかなりになります。だから、その手のメールをフィルターで削除する設定をすればいいだけのことです。と、分かっていても、それが出来ない自分がいます。

 資産形成時期とそれを使う時期で共通する生活習慣や考え方があります。しかし、それが真逆になる場合があります。平凡な人が死んだ後に莫大な資産があることが判明したというニュースは昔からありました。投資を始める前は全く分からなかった。でも、今は私は分かります(もちろん、上記の人たちのレベルには遠く及びませんが)。とにかく、時間をかけて自分を改造する必要があります。でも、二十年以上の生活習慣なのでなかなか治りません。

 私は基本的に合理的に考えた単純なルールを守ることに長けていると思っています。ただ、上記の部分だけが難物です。