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晩酌

 私はゼミ生に対して、私の毎日の幸せは家内との晩酌と言っています。この前のゼミで晩酌で何を話しているのか?を聞かれました。おそらく会話の内容に幸せがあると思っているのだと思います。色々言いましたが、本日の晩酌の時に意識して自己分析しましたが、言ったことは正しかった。

 ゼミ生はそこでの会話によって幸せが生じると思っているようです。しかし、家内との晩酌の時の会話はたわいも無い会話です。「これって良いよね」、「そうね」の会話が主なのです。そして会話していないことが大部分を占めます。

 それを説明しても分からないようなので、説明を続けました。

 私が出張し、迎えの車が来たとき、私はその人を飽きさせないようにずっと喋っています。ところが、家内が同乗しているとき、喋らなければならないという気持ちはありません。家内も私も、ちょっと気づいたことを喋っている程度です。

 私が晩酌で感じる幸せは、毎日の普通なのです。

 ただ、毎日の普通の幸せがどれほどありがたいかを知らない人がいます。

 まあ、我々は空気のありがたさを感じないし、魚は水のありがたさが分からない。

 この前のオンラインゼミで、新ゼミ生(既婚)から、このやりとりを聞いて質問がありました。

 私は伴侶に対しての愛情は起伏がある。その起伏を抑えるには、伴侶の存在がどれほどありがたいかを冷静に理解することだ、とゼミ生に喋っているYouTubeの画像を見て、それがわかりづらいとのことでした。

 そこで、私の過去の事例を長々と話しました(公開できません)。その後、以下のように話しました。

 9時頃に地元のスーパーに行きなさい。そこにはネクタイ、スーツの人が買い物をしています。買い物かごの中身を見ていると、割引になっている惣菜、インタンとラーメン、缶ビール。

 そうなりたい?と私は聞きました。この一連の流れの「説教」は西川ゼミの学卒、学卒院生は全員洗礼を受けています。

 最後に言います。

 女性は強いから独身でも生きられます。しかし、生物学的に弱い男性は無理です(可能な人もいますが、私は無理だし、多くは無いと思っています)。ニュースで流れる悲惨な老人はほぼ100%男性です。

同性婚

 本日、同性婚に関して一歩踏み込んだ判断がなされました。

 もし、息子が同性婚を望んだら、反対はしないけど(もちろん、ビックリするし、躊躇します。)、大変だと言うでしょう。固定的な関係で無く、事実婚的にやったらと言うでしょう。

 同性婚が難しいと言ったって、異性婚だって安定とは限りません。

 結婚は出発点に過ぎません。しかし同胞が出発点に達しないのは嫌だな~と思いますし。憲法の草案を書いた人たちには想定できないけど、書いた人たちが願った根本を思います。

 私は心配しています。

 愛し合っている同性が家族となるために養子縁組をしているそうです。しかし、一度、養子縁組をしたら、同性婚が合憲になったときでも夫婦になれません。

 ようは、二人が合意したならば、それをみとめればいいのに、と思います。

 もちろん、私の基本は生物学的妥当性を基本としています。同時に、脱工業化社会の多様性も大事だと思っています