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我が身を守る術

 我が身を守る術は、若い人を守ること。若い人に自分のみかたになってもらうこと。ところが、自分は大丈夫になると、それを忘れる。そして、それが必要なときに、潰れる。それぞれの年代でサポートしますが、愚かだな~と思っています。ようは、我が身を守るには何が必要か、子どもに語っていることを我が身が出来ないだけのことです。

補足

 最近、情報発信の必要性を書きました(https://www.jun24kawa.com/entry/2020/10/19/144756)。しかし、ゼミ生のブログを読み、説明が足りなかったなと思うので補足します(https://educationforx.com/%e8%a6%8b%e3%81%9f%e4%ba%ba%e3%81%ab%e8%a1%8c%e5%8b%95%e3%81%be%e3%81%a7%e3%81%a4%e3%81%aa%e3%81%92%e3%82%8b%e6%83%85%e5%a0%b1%e7%99%ba%e4%bf%a1/?fbclid=IwAR35f9NLe_2y9didhcRzOZEPF5SsP8m2952Yb3f3g9UUv13b-aDJ6N-EE14)。

 つまり、「結局、自分の自治体や学校で『学び合い』が広まらなかったら、情報発信なんてやっている意味あるのかな?」という誤解です。

 長いですが、説明します。

 ムーアによれば、劇的な変化が起こすためにはニッチで起こさなければならないと言っています。その業界のトップ達がしのぎを削るメインの製品・サービスではなく、利が薄いのでトップ達が関心を示さない利の薄い業界で大きな変化が起こるのです。これは生物の進化も同じです。進化は何らかの隔離が起こり、大集団との交流が無い小集団の中で生まれ、それが広がるのです。

 だから、先の疑問は一部あっています。しかし、自分の自治体や学校でどうやってひろげるのかというヴィジョンがありません。どうやって自分の自治体や学校でひろげますか?まあ、学校単位ならば、その人の人柄や能力で広がるでしょう。でも、その人が異動したとたんに下火になる学校を数多く見ています。

 核反応と同じです。一定の量の核物質があれば、反応をやめる原子と、反応を始める原子の均衡が破れ、連鎖反応が起こるのです。

 具体的に言えば、義務教育の世界だったら人事は教育事務所単位で動いています。だから、教育事務所の中に一定数の実践者を生み出す必要があります。そこで必要となるのは地元の『学び合い』の会です。同一教育事務所の人達に『学び合い』や『学び合い』の会を伝えますか?

 今の時代、SNSではありませんか?

 と書くと、自分の情報発信力では無理という方がおられる。そりゃ、フォロワー数が数十では広がらないでしょう。しかし、興味深い実践を長く発信し続ければフォロワーが増えます。そして、その人がシャエアすることによって一段と広がります。日本で一番小さな国立大学の一教師のツイッターのフォロワーが1万5千人いるのは、それを十数年続いているからです。それに一人の力ではなく、みんなでやればいい。あなたのフォロワーの中には、あなたの教育事務所で教員をやっている人の大学のサークルの仲間がいるのです。

 最後に、「出来ない」と考えるのと、上記の妄想を膨らませるのと、どちらが楽しいですか?私は後者です。それで多くのものを得ました。

 ゼミ生によく言うことです。ゼミ生は私の普段の生活をよく見ています。基本的には悪戯好きの普通のオッサンです。やっていることは誰でも出来ることです。ただ、私はそれを二十年以上、毎日続けています。そこが普通と違うことです。

 『学び合い』の広がりはどんどん広がっています。クラスから学校レベルに広がっています。次は事務所単位、都道府県単位、全国単位で妄想をしましょう。

追伸 高校だったら、同一都道府県の教科単位がパンデミックの基本単位だと思います。

パチン防止

 冬になると静電気でパチンと鳴ります。あれが嫌です。あれが起こるのは、摩擦で生じる静電気が体に帯電することが原因です。だから、流し続ければいい。家では基本は出しですのでパチンはありません。車から降りるときの帯電は、ほぼ全て、足を社外に出るときに腰を動かす短時間に生じます。だから、車から降りるとき、ドアの窓枠あたりを持ちながら降りれば、生じる静電気は全て流れるので大丈夫です。唯一、仕事場でのパチンです。これは2008年に解決しました。

 看護師は静電気が生じると精密な機器に影響があります。だから導電性ゴムのサンダルを履きます。それ以来、パチンがありません。ただ、6000円弱と少しお高いのです。しかし、2016年に安いのを見付けました。今のサンダルは3足目です。気に入っています。https://amzn.to/2HeMHeO

情報発信力

 色々な『学び合い』実践者から「私は『学び合い』で日本の教育を変えたい。何をしたらいいですか?」と聞かれます。私は「自らの実践をSNSで発信し続けてください。質は問いません。発信しつつけることです」と言います。

 キョトンとされます。おそらく拍子抜けされたのでしょう。

 説明します。

 学校基本調査(令和2年)によれば幼稚園の教員は9万人、幼保連携認定こども園の教員は12万人、小学校の教員は42万人、中学校の教員は25万人、義務教育学校の教員は0.5万人、高等学校の教員は23万人、中等教育学校の教員は0.3万人、特別支援学校の教員は9万人です。つまり120万人います。

 キャズム理論によれば、16%が変わればパンデミックが起こります。つまり20万人が『学び合い』を理解すればいいのです。これだけの人が『学び合い』を積極的に肯定するならば、アーリーマジョリティの人達に広がります。アーリーマジョリティの人達が腑に落ちるためには理論やエビデンスではないのです。そこがイノベーター、アーリーアダプターの人達と違いです。アーリーマジョリティの人達、そしてレイトマジョリティの人達が腑に落ちるためには、周りの人がやっているということです。それが16%のキャズムなのです。

 でも20万人もいらないのです。

 現代において「みんながやっている/やっていない」ということを判断する情報源はSNSです。でしょ?

 さて、身の回り先生方を見回してください。自らの教育実践を積極的にSNSで発信し続ける人はどれぐらいいると思いますか?まあ、多めに見積もっても1%でしょ。つまり、二千人の教師の情報発信が、SNSで情報収集している人々の教育界を構成しているのです。つまり各都道府県に情報発信し続ける人が40人いればいいのです。

 あきらかに全国には二千人以上の『学び合い』実践者がいます。その人達がSNSで自らの実践を発信し続ければ、日本の教育を今すぐにでも変えることが出来るのです。

 ゼミ生にはSNSで発信し続けることが得であることを説明します。

 大人社会では文章を作成すること、話すことが必要となります。その上達方法は様々あります。しかし、最も普遍的だと私が思っているのは、とにかく書き続けることです。そして、書き続ければ、かならずリピーターは増えます。それによってモティベーションが高まります。SNSによって多くの人と繋がれば、それは自らのパワーになることを、『学び合い』実践者だったら子どもに語っているでしょう。それを自らに向ければいいのです。

 注意点は3つです。

 第一は個人情報を流さない。なお、個人情報保護法によれば簡単に個人特定される情報のことです。

 第二は、個人否定をしない。固有名詞を伏せても、長い期間の情報をつきあわせればあぶり出ます。つまり個人情報を流さなくても、最終的には分かる可能性があります。だから、どんなに怒り感じても、個人を否定することは避けます。ちなみに、私の過去の発信を調べてみれば、それが殆ど無いことが分かると思います。例えば、荻生田文部科学大臣の発言を否定的に書いたとしても、大臣個人を否定するのではなく、その発言を否定し、かつ文部科学省の組織の問題だと表現しています。例外的に書いたことがあるのは、私が愛して止まない宮崎駿監督に関してのものだけだと思います。

 以上のことを意識するために、実名で発信しバンドルネームは使いません。

 第三は、書き続けることです。私は書き続けられるのは、人の繋がりがあるからです。長年、発信し続けた結果として、私の興味関心の対象となる情報が、自ずと私のSNSのタイムラインに流れてくるのです。ゼミ生は「私は無理です」と言うと、「君らは私に繋がっている。だったら、私を引用したり、シェアすればいい。人のふんどしでもいいから、発信し続ければいいんだよ」と言います。

 最後に、「出来ない理由を述べよ」と言って、チェックメイトです。

 でも、やり続ける人は多くはない。だから、未だに日本は変わらないのです。

 さて、長い前振りでしたが、今年度のゼミ生集団の情報発信力(量、質)が極めて高いと思っています。それが嬉しい。