■ [発見]知らなかった

私の専門は教育です。そして、身近には現職院生さんが沢山いて、絶えず、色々な話をしています。そのため、学校でのことは大抵のことはモニターしていると自負していました。しかし、そうでもないことを自覚しました。
何かの話の流れで、学校における視覚検査が変化していることを知りました。私は、「1.2」とか「0.8」とかの数値で視力を測定されていました。ところが、数年前から、A、B、C、Dの4段階で測定しているそうです。最初聞いて、え!?と驚きました。身近な方に確かめると、「なんでそんな当たり前のこと聞くの?」という反応が帰ってきます。知っているようで、知らないんだな~、と自覚しました。
追伸 Hさん情報に依れば、A・・・1.0以上、B・・・0.7以上1.0未満、C・・・0.3以上0.7未満、D・・・0.3未満、だそうです。
■ [発見]結婚式当日のひげそり

結婚式に出席するため、髭を剃ると、何故か血だらけになるってことありません。少なくとも私はあります。そのため、ワイシャツにシミが付いたことは、何度もあります。本日もそうでした。学部学生の調査依頼のため校長先生にご挨拶に行きました。いつも通り、電気剃刀で髭を剃ったのにもかかわらず、血が出てしまいました。まるで、マーフィーの法則のようなものです。「起こって欲しくないことは、起こる」という法則でもあるのかもしれません。
■ [嬉しい]嬉しかった

大学の学部を卒業して20年になります。それを期して、有徳の方が、同窓生のメーリングを立ち上げてくれました。ポツポツと同窓生の反応が入ってきます。そのメーリングを通じて、最近あったミニ同窓会の写真集をアップしているホームページが紹介されました。早速、アクセスしました。
ニュースを見ていると、犯人の写真と名前、そして年齢が映し出されることがあります。その犯人の年齢が自分と同じで、ものすごく老けている顔だったとき、「俺の年って、こんな年なんだ~」と自覚することがあります(ちょっと落ち込みます)。そんな関係で、ちょっとドキドキしながらホームページを見ました。ところが、どっこいしょ、安心しました。みんな(年の割には)若々しい顔でした。とても良い年の取り方をしているように見えます。
もう一つ、安心したことがあります。写真を見ると、自分の息子と同じレベルの年齢の子どもを抱いている人が何人もいました。私は結婚は早い部類ではありませんし、子を授かったのは40歳です。同級生の子どもには、中学生、高校生の子どももいるでしょう。なにしろ、私の小学生の同級生には中学生で出産した女の人もいますから、その人の子は30歳ぐらいです。ところが、同じレベルの子育て戦士がいるので安心しました。写真を見ながら、「がんばれ!」と思わず声をかけました。
みんなの写真を見ていると、学部時代がリアルに思い出されます。当時の私は、極端な「反」常識、「無」常識な学生でした。そのため、若気の至り、ではすまされない申し訳ないことを多くの人にやらかしました。それを思い出すと、顔から火が出る思いです。そのため、この20年間、学部時代をふと思い出すと、直ちに、忘れるようにしています。でも、みんなの写真を見ていると、何故か、つぎの写真を見たくなるから不思議です。見たいような、見たくないような、微妙~な気分です。でも、嬉しかった。
追伸 あれから20年、まともな人になるよう、私なりに努力をしました。特に、後半の10年は、家内の指導のもと、まっとうな社会人になるよう努力しました。ところが、私のホームページを見た一人から、「人間は20年やそこらでは本質的な中身はほとんど変わらないものだと最近思います」と言われました。ちょっとショック。たしかに、今の私を知っている人の評価で、私を常識人と分類する人は少ないことは、よ~っく自覚しています。でも、大学学部時代の自分に比べれば、だいぶ(いや、ものすごく)まともになったという自信はあります。