■ [大事なこと]変化
日本の教育は寛容な保護者と子どもによって成立させて貰っています。子どもが勉強が分からなくても、学校が嫌だと言っても、よほどの事件が無い限り学校には文句を言わない保護者が大多数です。クラスの過半数が分かってなくても、授業のまとめに言って欲しいことを言ってくれる子どもがいます。
でも、今、変わっています。全ての子どもの保護者が、我が子が勉強が分かり、クラスに居場所を持てることを「要求」しはじめました。賢い子どもが教師に従順になることを蜂起し、見捨て始めました。
はやく教師や学校が、その変化を気づくことを願います。それが遅れると潰れる教師が大量に生まれます。
法則化運動は、職員室の教育力が低下したために潰れる若手教員を救う運動だと私は理解しています。しかし、今度の波で潰れるのは若手ばかりではありません。むしろ、採用以来ずっと相対的若手のままで中堅になりきれなかった三十代後半から四十代後半だとみています。そして、五十代は早期退職に向かうのではないか、と思っています。