市場占有者は、変えることより、変えない方が身を守れる。これは公務員だったら顕著。変えるにも、変えないのもリスクとメリットはある。ただ、それがユーザーに明されない。崩壊までは改善は出来ても改革を出来ない。ま、身を守るのが大事ですから。悪いことではないですよ。私も同じですから。
戦犯
緊急事態宣言をしても感染拡大が収まらない。
もし日本が国内治験に拘らずに、海外の治験結果のデータに基づき認可をし、ワクチン接種を進めていたら、と思う。国内治験に基づくことに拘った戦犯はだれなのだろう?この状態では解散総選挙は出来ないよな。
上司
家内と晩酌しているとき、戸北先生のことが話題になりました。私が大学に勤めてから二十年以上お仕えした先輩であり、上司です。
毎日、2時間以上は話しました。その殆どは私の愚痴・苦言です。聞いてくれました。家内の実家で舅・姑に会うときに片道3時間つきあってくれました。帰りは舅殿とベロンベロンになってしまった私を高田まで送ってくれました。新婚旅行の時、飛行機で北海道に移動しましたが、私の車をフェリーに乗せてくれたのも戸北先生です。私より18歳も年上で、私は助手で戸北先生は教授です。どうかんがえても、クレージーです。日本全国の教授・准教授の関係は様々です。でも、我々の関係の確固たるものであることは、私の業界では確固たるものです。
戸北先生がお亡くなりになる時を共有しました。四十台の私は、赤子のように泣きました。
胸を張って言えます。私は戸北先生の悪口を言ったことはありません。苦言は言いましたが、それは二人の中で、直接言います。でも、これは私がお仕えした全ての上司も同じです。
この年になると直属の上司というものがいなくなります。
となると、私は生涯にわたって上司の悪口を言わずに退職できる。なんと幸せなんだろう。
サイコパス
ゼミ生達と私の過去が話題になりました。話しながら中学生から学部生の10年間は本当にクソでした。あるゼミ生がサイコパスですか?と聞きました。
きっと、自分に対するコンプレックスを乗り越えるために、マシーンになりきったのだと思います。今もマシーンですが、人に迷惑をかけないマシーンです。
業績
若い頃は自分の業績でカリカリします。しかし、それを挙げている人ならば一定の年齢以降は、自分の業績ではなく若い人の業績に希望を託します。
私の場合、学会賞を受賞しても、学術論文を書いても、本を出しても、私の人生に何らの影響もありません。
私の願いを共有する人が、何かをなすことが大事です。