お問い合わせ  お問い合わせがありましたら、内容を明記し電子メールにてお問い合わせ下さい。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。             

2009-02-04

[]痛快! 20:52 痛快! - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 痛快! - 西川純のメモ 痛快! - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は別府南小学校の研究会に参加しました。痛快です!

 授業は全部の先生方の『学び合い』の公開です。実に素晴らしい。レベルが高い!それが全員なのです。痛快です!

 授業の様子をテレビが取材に来ました。研究会が終わった後のテレビでそれが放映されました。痛快です!

 授業後に分科会に分かれました。その柱は、子どもたちとの質問コーナーです。子どもたちの代表に対して、参観者が質問します。それを子どもたちがスパッと返します。ありゃ、教師では出来ないと思いました。痛快です!

 私の日本を変えようという言葉を、私以上に信じられる同志と語れます。痛快です。

 実に痛快です!

追伸 心残りがあります。それは子どもたちへの質問コーナーに残った子ども代表が、特別にセレクションされた子どもだと参観者は思っているようです。そりゃそうでしょう、自分たちの学びをあのレベルで語れる子どもたちに驚くのは当然でしょう。しかし、セレクションしたものではありません。しかし、それが悔しい。だから、子どもたちのすごさのすそのの広さを知ってもらうための仕掛けを来年するそうです。ワクワク!

[]サイン会 20:52 サイン会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - サイン会 - 西川純のメモ サイン会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 研究会の前に校長室で雑談していると、3人ぐらいの子どもたちが来ました。用件は、私のサインを欲しいとのことです。ビックリしました。光栄に思い、サインしました。しばらくしたら別な3人が来ました。サインしました。しばらくしたら一人が来ました。サインしました。しばらくしたら4人が来ました。サインしました。授業参観をして、子どもたちが帰る頃になると、子どもたちが私を取り囲んでサインしてくれと頼みました。えこひいきにはなってはいけないと思いましたのでしました。でも、後から後から来ます。中には野球ボールにサインしてくれという子どもがいたので、「私は野球選手じゃないよ」と苦笑しました。その脇で、ぽかんと私を見ている子どもがいたら、周りの子どもが「『学び合い』を考えた人だよ」と言ったとたん、目が変わりました。そして、「サインして下さい」と言い出しました。

 日本全国の人に自慢します。自分たちの学習を提唱した人だと言うことで、サインを求められる教育研究者が何人いるでしょうか?大いに自慢します。

[]鏡 05:40 鏡 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 鏡 - 西川純のメモ 鏡 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ホモサピエンスの持つもっとも貴重な資源は脳です。その脳の多くを、表情を動かす機能にホモサピエンスは割り当てています。厳しい生存競争の中、無駄なことをするわけありません。表情を動かして食べ物をとれるわけではありません。ホモサピエンスの表情が分かるのはホモサピエンスです。表情を読み取る機能にも脳の多くを割り当てています。つまり、我々は言葉を使わなくても、伝えられる機能を持っています。それを使って、相手の考えをつかみ、それに対応しています。

 私は「子ども、特に出来る子どもは教師の心の鏡」と言います。当然のことです。一斉指導においても子どもは教師の心を見透かします。ただ、一斉指導はそれが見えにくくします。『学び合い』ではそれが見えやすくなるだけです。怖いですね。でも、鏡には良いところがあります。自分を変えれば、直ぐにそれを映してくれます。一斉指導のようにプリントを改善したり、発問を改善したりする必要はありません。ただ、基本の考えにもどるだけのことです。直ぐに変えられます。もし、心配だったら、「ごめんなさい」と頭を下げればいいのです。

 だから、見えやすい方が良いのです。そんなことを昨日語りました。

[]似ている 05:30 似ている - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 似ている - 西川純のメモ 似ている - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日、家を出発するときの家内との会話

家内:帽子持った?寒いから

私:う、うん。でも、いいよ

家内:荷物にならないから持ってきなさい。あ、ティッシュ持った?

私:う、うん。でも、いいよ

家内:しょうがないな~。まったく○(息子の名前)と似ているんだから。ほら、もっていってね(私の服のポッケにティッシュを押し込む)

私:○に俺が似ているんじゃないよ。俺に○が似ているんだよ。

家内:(呆れる)

 家内は私には強気で語ります。時には「言い方変えろよ~」っと思います。しかし、家内にとっては、私は手のかかる息子なのでしょう。息子に対しての言い方と全く同じです。あははは