本日のゼミでゼミ生に語りました。「私は君たちの親でもない、友達でもない。でも、君たちが一生涯幸せになるためにするべきことをする上司でありたい」と。これを気軽に語れるのはゼミ生は当然と思っているから。
楽しさ
私は趣味で読書をする場合は、史実に忠実な歴史小説、科学法則に忠実なSFが好きです。何故好きなのだろうと考えて分かりました。囲碁は19×19の点に石を置いて勝負するゲームです。もし、それは500×500の盤面だったら、いや、無限×無限の盤面だったら面白くないですよね。限定された状況の中で本質的な一点を定め、それを動かすと局面が大きく変わる。詰め将棋、詰め囲碁のようなおもしろさを楽しんでいるのかもしれません。
学術論文を書くときも同じです。データに基づいて、あるモデルを構築するのが好きです。本を書くのも同じです。公開されている法規、通達、提言をもとに一つのモデルを書いているのです。殆どが事実だからそのモデルには蓋然性があり、リアリティがあります。
