■ [ゼミ]夢にまで見る指導教官(その3)
現在、学習過程臨床分野の学生さんの面談期間です。この期間に学習過程臨床の教官巡りをして、指導教官を決めます。担任として、学生さんには指導教官選びは重要で、合わない先生につけば学部3、4年の2年間はブルーになるぞと脅かしています。そして、合う合わないかは人の組み合わせなんだから、出来るだけ多くの先生方に面談をして決めなさい、と指導しています。
私のところにも何人かの学生さんが面談に来ました。研究の説明をしたり、質問に答えます。最後の方に、「私は授業中もゼミ中もニコニコしているけど、うちのゼミは厳しいよ」と釘を刺します。私としては、ニコニコが「楽な研究室」とはイコールであると誤解することを危惧して注意します。ところが、その心配はなさそうです。先のことを言いますと、学生さんは「知っています。先輩から噂は聞いています。なんでも自分で考えさせられる研究室だと先輩が言っていました。」と言われます。
また、こんなこともありました。学生食堂から研究室へ戻る途中に、ある学習過程臨床の学生さんに呼び止められました。その学生さんは、「先生のところにつきたいのですが」と言いました。ところが、間髪入れず、その学生さんの近くにいた他コースの学生さんが、「バカだな~、西川研究室ってきびいんだぜ」と、その学生さんに注意していました。うちの研究室の厳しさは、他コースの学生さんにも鳴り響いているいるんだなと、驚きました。
最近、院生のMさんが個人面接に来たとき、「ゼミ発表がプレッシャーで、大変なんです。先生のことが夢に出ました!」と言っていました。つづけて、「これ以上言うと、またホームページに載せられるから、言いませんよ」と言っていました。フォフォフォ、「夢に出た」と一言でも言った時点で、もうホームページに載せることは確定したのだよ。甘いね、Mさん。
■ [ゼミ]夢にまで見る指導教官(その4)
夢にまで見る指導教官(その3)を読まれたMさんより、早速メールが来ました。それを(その4)としてアップします。「まいったな」というMさんの声が聞こえそうです。情報は、特段に秘すべきであらねば、出来るだけ公開すべきと思います。なにしろ、超プライベートの「親ばか育児日記」も、「あれ楽しみです」というメールを今までに5通受け取らせていただいております。
『メモを拝見しました。
研究の内容に関わらず、ちょっとした一言にも注意を払うことを忘れてはいけないことを注意を払うことを忘れては行けないことをいことを学ばせていただきました。
ありがとうございました。
こうなったからには夢の内容をお話ししますと・・・
先生はいつものようにニコニコしていました。
ただ私は自分の発表の弱点を私なりに感じていたので、それを夢の中で膨らませて、しどろもどろな説明になっている夢でした。