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2008-08-26

[]祝杯 13:53 祝杯 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 祝杯 - 西川純のメモ 祝杯 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 我が息子は、私と似ています。たいてい似ていてほしくないところが似るというのは相場です。しかし、私にはない彼の長所があります。それは、あきらめないということです。

 小さい頃から、お稽古ごと、教室、塾に行かされましたが、私は嫌がりました。とにかく止めたかった。ところが親がそれを許さず、いかされ、でも、やがて止めました。一方、息子は絶対にやめません。出来ないと悔しがり、泣き、家内に当たります。家内が「やめてもいいんだよ」と言いますが、「やる~、やる~!!!」といっそう泣きわめき練習し続けます。

 水泳教室に行っています。親に似て、運動神経はそれほど良くない。そして、親に似ずにスリムな体つきなので浮きません。それ故、進歩は遅々としたものです。息子と同じ級には、息子より小さい子の方が多くなってきます。息子は嬉々として、その子たちを遊んでいますが、負けず嫌いの息子が心の中で何かあるのではないかと察します。息子と同じクラスの子どもが、上の級から息子を見ている視線が「嫌だ」と家内が言います。聞いていて辛いものです。しかし、水泳を学ぶことより、そういう中で学ぶことの方が意味があると心に言い聞かせます。そして、息子には『学び合い』の学校観を語ります。

 今、家内から携帯メールが入りました。進級したそうです。今夜は家族パーティです。