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2009-09-02

[]次の一手 22:25 次の一手 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 次の一手 - 西川純のメモ 次の一手 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 もがき続けなければなりません。「次の一手」がありそうな気がするのですが、その一手がはっきりとしません。焦ります。

 少なくとも日本中の1割の子どもと教師は限界ぎりぎりまで追い詰められていると思います。そして、その他の子どもと教師の大部分「も」幸せではありません。暢気にしてられません。

 ゼミ生に「自殺する子どもを救える力は学生の君にもある。逆に、君が手を抜けば死ぬかもしれない子はいるかもしれない。」と言います。これは本当に私はそう思っています。そして、そのことはいつも自分自身に言い聞かせていることです。理学部にいるとき、教育学をバカにしていました。コメニウスやヘルバルトとかの古文書を読み解いて、らちもない言葉遊びをしていると思っていました。しかし、教育、そして教育研究には凄い力があることを実感しています。

 私はスパーマンではないが、何かできることがある。しかし、家族犠牲にするつもりはありません。その私にも出来ることがある。