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可哀想に

 ネットで埼玉県自民党の虐待禁止条例が取り下げられたという情報が流れていました。でも、スルーしていました。しかし、晩酌後に家内から「これ見て」と言われたので見ました。腰が抜けました。もの凄く前時代的です。昭和ではなく、明治、大正の富裕層の発想です。家内は専業主婦です。それでも不可能な案ですし、そもそも、それが子どもの幸せに繋がるとは思いません。

 取り下げの説明をしている人は説明不足だったとおっしゃっていますが、その次元ではない。もし、子育てに少しでも関わった人ならば、あんな案を思いつくわけ無い。自民党案として出したならば、自民党県議団の半数以上は、「それがいいな」と思ったのでしょう。しかし、自民党の問題では無いと思います。批判している側の人も、「あれ、だめなの?」と思っている人はいるはずです。この条例は、子どもを守る善意の条例ですから。

 私は多くの学生を預かっています。その学生の幸せを願っています。しかし、ああせい、こうせい、とは言いません。ましてや、その行動で、是非を評価しません。ある行動だから駄目ということはありません。どのような意図で行動しているかが大事なのです。

追伸 取り下げても、共稼ぎ世代は、絶対に自民党議員への不信を拭えないでしょうね。少なくとも、矢面に立った方はどんな言い訳をしても、一部の人は許さないと思います。可哀想に