■ [大事なこと]上越教育大学教職大学院
昨年度は、上越教育大学教職大学院にいっぱい優秀な学生さんが受験してくれました。優秀だったので落とせませんでした。結果として定員50名なのに80名が合格しました。
が、今年はさすがにそういうことは出来ません。
ということで、もし、上越教育大学教職大学院に入りたい人(もし、教員採用試験が残念だったら受けようかと思う人)は夏休みにある最初に入試を受けて下さい。秋の入試、冬の入試がありますが、選抜が厳しくなる可能性があります。
老婆心から。
■ [大事なこと]志
志が高ければ、辛いことも多い。でも、志が低い自分を想像すれば、それよりは「まし」だと思う。自分に誇りを持てねば幸せを持てるわけ無い。でも、志を振りかざし、そして、駄目ならば玉砕ではだめ。志が本当に高いならば、したたかにならねば。玉砕した後の教え子と、我が身を思えば当然です。
■ [ゼミ]変わる
毎年、「『学び合い』に洗脳されたわけではない。客観的に学ぶ」と言うゼミ生がいます。ま、そうでしょう。客観的に見れば、宗教団体と思えるかもしれません。
が、そういうことを言う人ほど、染まります。
我がゼミは、何かをよく分からせるにはどうしたらいいか、ではなく、子どもたちが幸せになる、ということを目指しています。そして、『学び合い』のクラス、『学び合い』の学校の実際を9月からずっと見ることになります。私が何を言おうと分からなくても、子どもの姿を見れば分かります。『学び合い』で苦しんでいる子が幸せになっている姿。逆に、そうでないときの子どもの姿。私のゼミに入る子は、潜在的にそれが分かっている子です。
ですので、生意気なことをいくら言っても聞き流します。一人も見捨てない、その言葉の意味をもうすぐ分かります。
追伸 以前、学部の卒研の学生の耳元で、「君が何をなすかによって救われる子どもと、救われない子どもがいる。君には聞こえない?」と言って、「助けて~、助けて~」と耳元で笑いながら囁きました。その学生には薬が効きすぎて、泣き出しました。その学生も、同じ西川ゼミ生と来月初頭に結婚します。