■ [お誘い]山梨
3月4日、山梨の『学び合い』の会です。お誘いします。http://manabiai.g.hatena.ne.jp/goemon-lebesgue/20140225/1393332108
■ [大事なこと]来て嬉しい帰って嬉しい孫の顔
昔から、「来て嬉しい帰って嬉しい孫の顔」といいます。今回の九州ツアーは大満足です。でも、家に帰れば、なんで出張なんて行くのだろう、思います。もうすぐ、息子の添い寝です。
■ [お誘い]上越教育大学の学部の宣伝
私の息子や、親戚の子が小中学校の先生になりたいと言ったら、迷わず上越教育大学を薦めます。理由は以下の通りです。(順不同)
●単科大学ですので、教師の道に向かってみんなで邁進します。
●一般の教員養成系学部の教員数は多くても80人ですが、上越教育大学の全教員数は160人以上です。学部の一学年が160人ですから、1対1の比率です。これは東京大学より遙かに多い。これは本学が大学院を中心とした大学という特異性に基づくものです。
●それも授業の質が高い。なにしろ学生さんに「教師になってから本当に役立つと思うことを教えてくれる先生って全学の何割ぐらい?」と聞くと、だいたい7割ぐらいを言います。これって凄いでしょ。理由としては現職経験のある教員の多さがあるでしょう。でも、そのような経験のない先生も、現場を向くべきだという雰囲気が本学にはあります。
●教育実習が充実しています。大学1年から様々な実習が出来ます。これは上越教育大学と地元学校との良好な関係があります。だって、教育実習の大多数は附属学校ではなく、地元学校でやっているのです。その関係で、地元学校の実習生に対する指導も質が高い。これは地元の先生方が地元に教員養成系大学を設立して欲しいと運動した結果で本学が開学した敬意に基づくものです。
●受験対策が充実している。残念ながら最近は合格率トップスリーの中には入っていませんが、十年ぐらい以前はトップスリーの常連でした。順位が下がったのは受験指導の質とは関係ありません。最近は都道府県によっては大量採用をするところがあります。その都道府県および近県の大学の合格率は高いのはその影響が大きい。上越教育大学はそうでない地域にありながら高い合格率を維持しています。それは実践的な講義ももちろんですが、退職校長を中心とした受験対策指導のチームの力が大きいと思っています。
●国立大学ですので学費が私立より相対的に低い。さらに、物価の安い地方ですし、学生宿舎が充実しています。
●という良さがあまり知られていないので、偏差値は高くありません。つまり、今が「買い」です。
●来年の春には新幹線が開通します。
お、そして私がいる。ふぉふぉふぉ
ということで、お知り合いの子ども、教え子がいましたら、是非、お勧め下さい。
■ [お誘い]大学院(現職者)
現職の方々へ、上越教育大学の教職大学院を薦めます。理由は以下の通りです。(順不同)
●いまさら難しい勉強をするなんて・・・と言う方へ。そんなことはありません。教職大学院はそんなことはありません。なにしろ教員の過半数が現職経験がある教員です。学術を現場の言葉で語れます。
●スタッフの仲が良い。チームです。会議では5分に1回は爆笑する会議をするチームです。
●地元を離れられないから・・・・という方へ。上越教育大学教職大学院のカリキュラムでは1年目の4月から8月上旬の4ヶ月強だけ上越にいれば、あとは基本的に地元で実践と研究をすることが出来ます。それも地元大学の大学院とは違って2年派遣です。つまり1年と8ヶ月はじっくりと実践を深められます。そして、家族孝行ができます。実習は現任校でやれます。学校には心強い加配教員みたいな立場でいられるのです。もちろん担任や校務分掌は無しです。
●もちろん、上越で2年間じっくり実践を深めることが出来ます。なにしろ、結婚以来、子どもが出来なかったのに、上越で出来たという人が少なくありません。世帯用宿舎も充実しています。まわりには同じような主婦が多いので、楽しい日々が続きます。そして、子育てに邁進できます。
●他県の教員と一緒に学べます。
●大学院を修了すれば専修免許が貰えます。従って、次の免許更新は十年後で良いのです。そのころには制度は変わっているかもしれません。
お、そして私がいる。ふぉふぉふぉ
■ [お誘い]大学院(学卒院生)
学部生の方々へ、上越教育大学の教職大学院を薦めます。理由は以下の通りです。(順不同)
●スタッフが良い。本当に授業名人の方が多い。だから授業は充実しています。
●教育実習が充実しています。これは上越教育大学と地元学校との良好な関係があります。
●受験対策が充実している。残念ながら最近は合格率トップスリーの中には入っていませんが、十年ぐらい以前はトップスリーの常連でした。順位が下がったのは受験指導の質とは関係ありません。最近は都道府県によっては大量採用をするところがあります。その都道府県および近県の大学の合格率は高いのはその影響が大きい。上越教育大学はそうでない地域にありながら高い合格率を維持しています。それは実践的な講義ももちろんですが、退職校長を中心とした受験対策指導のチームの力が大きいと思っています。
●国立大学ですので学費が私立より相対的に低い。さらに、物価の安い地方ですし、学生宿舎が充実しています。
●免許の取り増しが出来ます。教職大学院は教員免許を既に持っている人でないと入学できません。でも、なんかの免許を持っていれば大丈夫です。中学校の特定の教科は倍率がもの凄く大変です。そんな場合は、大学院で小学校の免許を取って小学校の先生になるという道もあります。事実、私のゼミ生には高校の免許しかなかったが、小学校の免許を取って小学校の先生になった人が少なくありません。また、小学校教員と中学校教員の人事交流があるところでは両方の免許を持っていないと、合格はかなり難しくなります。
●来年の春には新幹線が開通します。
お、そして私がいる。ふぉふぉふぉ
■ [ゼミ]神のごとき
おそらく、とういうか絶対に嫌がるだろうけど・・・・。自慢のゼミ生を公的に大々的に自慢したい誘惑に負けました。
今回の九州ツアーで「も」ゼミ生のTさんが大活躍です。だって全く見ず知らずの学校に行って、数時間でその学校の先生方が驚かれる子どもたちの変化を生み出すのですから。神のごとき存在ですよね。今回のツアーでも、遠くの方から他県の校長先生が近づいてきて「先だっては大変お世話になりました」と挨拶を受ける教諭がどれほどいるでしょうか?それも複数の校長からです。
実は、セオリー通りのことをやれば、必ず起こる変化なのですが、種を知らない人には魔法のように見えるでしょう。今回は、飛び込みの学級『学び合い』、飛び込みの学校『学び合い』、飛び込みの学校合同『学び合い』をこなしました。いずれも見事です。そして、その授業を参観することによって、その学校の先生が直ぐにそれを出来るようになることが凄いです。つまり、「スパーマン教師の名人芸を鑑賞する」ではなく、「自分たちにもスーパー授業が直ぐに出来る、したい」と思わせることが出来るのです。だから、その飛び込み授業の直後から学校が変わった校長先生から、丁重なご挨拶をTさんが受けることが出来るのです。「面白かったね、でもできないよね」ではありません。これは私の講演では出来ないことです。Tさんは凄いです。
私が飛び込みの学級『学び合い』の依頼がある場合、二つのことをお願いします。
第一に、一番手のかかる子が多いと思われているクラスをお願いします。理由は簡単です。そのクラスだと、子どもの変化が分かりやすいからです。そして「手のかかる」というクラスには元気の良い、頭のよい子がいます。だからかえって簡単なのです。むしろ、教師の指示に無批判に従っているクラスにはエネルギーが無いので大変です。
第二に、2時間連続で同じクラスで授業をさせてもらうことです。『学び合い』は積み上げによってクラス集団を育てる教育です。1時間目に子どもたちにいっぱい失敗「させ」、それを基に説教し、2時間目に改善させるのです。それによって彼らの中にある本当の心の優しさ、能力の高さを開花させます。
飛び込みの学校『学び合い』の依頼がある場合、二つのことをお願いします。
第一に、先生方が課題の作り方が分かっていないので、事前に連絡してもらうことです。逆に言えば、学級『学び合い』の場合は、事前にどこの授業をするということの連絡は基本的に不要です。その日に行って、どこだと言われればすぐに課題は出来ます。なにしろ簡単ですから。しかし、学校『学び合い』のように十近い課題を30分程度で創るのはさすがに大変だからです。
第二は学級『学び合い』と同じです。2時間連続して同じ集団に授業をさせてもらうことです。
以上だけです。つまり、どの教科にやるとか、そのクラスにどんなタイプの子どもがいるとかという情報は基本的に不必要です。だって『学び合い』は集団を動かす教育です。数人レベルの集団を動かす場合は個々人の影響が大きいですが、数十人、ましてや数百人レベルの集団の場合は個々人の影響は相殺されます。
と大見得を切ります。
私は誇ります。我がゼミには普通の方には神のごときことをなすゼミ生がいます。それもいっぱい。なぜなら、種さえ分かっていれば、だれでも出来ることですから。でも、セオリー通りのことをちゃんとやる、ということが凄いことなのかもしれません。それにそのために西川ゼミがあるのですから。つまり、神のごとくになれる研究室、ていうことです。ふぉふぉふぉ
追伸 先生方の質問に誠意を込めて丁寧に礼儀正しく返答するTさんを横で見ながら、「あ、私は不要だな」と嬉しく思いました。