■ [ゼミ]ビックリ
本日の学部3年ゼミに学部2年生が参観しました。完全にビックリしていました。ま、そうでしょう。普通のゼミだったら、難しげな本を輪読して勉強するのがゼミです。私も卒論では「金原寿郎の基礎物理学」と「スレーター・フランク理論物理学(原書)」を1年間かけて輪読しました。
が、馬鹿話とまじめな話がゴチャゴチャした会話が続くのが西川ゼミの個人ゼミです。
ゼミの後に「質問は?」と参観者に聞いたら「これって何ですか?」と聞かれゼミ生は大爆笑です。そりゃそうだ、と思いました。でも、我々の研究によれば、健全な集団の会話は、馬鹿話とまじめな話が交互にゴチャゴチャと混じるものです。そうではないと、高い質の会話は続きません。しかし、一般の常識は、ずっとまじめな話が続くのが望ましいと思われています。
■ [お誘い]説明会
上越教育大学教職大学院は、現職者や他の学部卒院生とチームになる実習を中心としたカリキュラムで実践力を高めます。つまり、一人で悩むのではなく、みんなで乗り越えることを学びます。また、じっくりと実習校に入り、実習校の先生方とチームになれます。
私もそうでしたが、就職したとたんに40歳代、50歳代の先生から「先生」と呼ばれ、一人前の仕事を求められます。それを乗り越えるには、40歳代、50歳代の先生に話しかけ、教えてもらう力が必要です。
上越教育大学教職大学院は、40歳代、50歳代の先生と笑いながら話、悩みを聞いてもらう力を育成します。その中で、本で学ぶことの出来ない、40歳代、50歳代の先生の経験談に裏打ちされた実践力を学ぶことが出来ます。
説明会に参加し、院生と直に話して来年の進路を考え下さい。http://p.tl/myUU