■ [嬉しい]弟子・孫弟子
私が教えた人の研究室も含めた合同の追い出しコンパがありました。写真に写っているのが、私の弟子、孫弟子です。
追伸 職場に弟子がいると、後白河法皇の気持ちがよく分かります。あはははは
■ [お誘い]ゼミ開放日
3月のゼミ開放日(http://bit.ly/2DrhRfQ)は3月16日です。今回は、16日の昼頃の『学び合い』授業の参観と夜の懇親会と我々との議論です。ですので、朝一番で上越教育大学に到着し、その日は泊まって翌日の17日に帰るというのが基本です。ご希望の方は、ゼミ生(nishikawaken-h21@freeml.com)にお申し出下さい。遠方の方は前泊が必要かもしれません。そのあたりはゼミ生に相談して下さい。
■ [大事なこと]希少性
私の青春時代はバブリーな時代でした。ところが子ども達が生きるこれからの時代、それも彼らが一生涯過ごす時代は不景気な時代です。多くの子どもは高収入を望めません。それが動かしがたい。しかし、その中で彼らを幸せにしたい。
高価なものは希少性から生まれます。多くの人が望み、望む人全てを満足させるだけの量がなければ価格は高くなります。もし、低収入の人が希少なものを欲しがったら不幸です。その低収入の人の羨望が、希少なものを持てる高収入の人を喜ばせるのです。馬鹿馬鹿しいと思いませんか?
低収入な人が満足するには、他の人が欲しがるようなものではなく、他の人が見向きもしないものに価値を「創造」するのです。そのような価値観を子ども達に持たせたい。
私がオリンピックやプロ野球やプロサッカー、さらにそれに繋がる高校スポーツに嫌悪感を持つのは、そこに大きなお金が動いているからです。大きなお金が動いていることは、膨大な持たざる人の羨望があることを意味します。
私は殆どテレビを見ません。その代わりに普通の人のSNSの書き込みを読むことを楽しみにしています。私の趣味は、ブックオフの100円コーナーで気に入った本を集めることです。
この書き込みが野球やサッカーの指導に汗をかいている方にはご不快な思いを与えることは予想できます。お詫びします。野球やサッカーに恨みがあるわけではありません。ただ、それられがメジャーになりすぎていることを問題視しているのです。スポーツの教育的意味は理解できます。しかし、野球やサッカーであらねばならない理由は無いと思います。熱力学の法則でも、確率論から言っても、偏った分布を維持するには他からのエネルギーが必要です。そのエネルギーを供給している人たちは、自らが儲けようとしているのです。
納屋助左衛門が持ち帰ったルソンの便器壺を千利休が大名物と価値づけました。結果としてルソン壺に万金の価値が生じ、納屋助左衛門は大もうけしました。こんな詐欺にかからないためには、自分で価値を創造することです。