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結果責任

 アメリカは2020年8月24日にファイザー社のワクチンを正式認可しました。我が国は2021年2月に認可されました。その差は8ヶ月です。もし、我が国が先進国の治験データを参照し認可したら。

 今の様相は全く違っていたと思います。日本の文化、医療従事者はかなりことを積み上げていたでしょう。

 勤めてから結果責任というものがあることを知りました。つまり、その人の思い、善意は別にして、結果に対して責任を負うべき事です。国内治験に拘った人の理は分かります。でも、その理は我が身を賭けなくても良い理です。

 阪神淡路大震災、東日本大震災、いずれも、選挙において大打撃を与えました。当時の為政者は善意で、全力を尽くしていたことを疑いません。しかし、結果責任です。過去および現在、自宅療養されている方、その家族、その親族、その親友は、現為政者を支持しないでしょうね。

 菅総理大臣がありとあらゆる質問に対して真摯に回答している姿を見つつ、「結果責任だよね」という言葉が浮かびます。