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殺人者

 久しぶりに不穏当なことを書きます。しかし、書かざるをえません。

 1973年、私が14歳の中学生の時の大河ドラマは国盗り物語です。その中にある言葉が今も忘れられません。斎藤道三に追われた土岐頼芸は川を渡って尾張に逃げます。船頭に身をやつした斎藤道三は土岐頼芸に対して、君主の無能は悪だと諭す場面があります。約半世紀たっても忘れません。

 私は「子どもが「学び合う」オンライン授業」(https://amzn.to/3788yyI )の中で学校はパチンコ店以上に感染リスクのある場所であることを述べました。そして、オンライン授業を選択肢の一つとして設けるべきであることを述べました。しかし、本格的にそれを導入することは、工業科社会人には無理なことも分かっています。だからこそ、最低限、本人・同居親族に基礎疾患がある子どもの家庭、高齢者と同居している子どもの家庭に対して、オンライン授業の選択肢を与えなければならないと述べました。もし、問題があったときの責任は校長であることも述べました。

 第三波の特徴として高齢者が多く、感染経路の多くは同居親族、特に子ども経由であることが分かっています。

 もし、子ども経由で感染した高齢者が死んだ場合、ご家族は校長を不作為の責任で訴訟すべきです。公立学校は国家賠償法によって保証されますが、私立の場合はそれがありません。訴訟が起これば、本気になって「命」のことを校長が考え始めます。

 そして、文部科学省、都道府県教育委員会の担当者は罪を意識して欲しい。みなさんは殺人者なのです。未必の故意なのです。為政者の無能は罪です。