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最近、10年弱、毎年思います。俺が書くべき本のテーマはあるのだろうか?
 私の頭の中にあることを本に書きまくりました。昔は、世の中のニーズにあったテーマの本を書きました。つまり、アーリーマジョリティの人も手に取る本です。しかし、『学び合い』のテクニックのレベルのことは書き切りました。
 それ以降、私はイノベーター・アーリーアダプターの人たち用の本を書いています。
 でも、それが商業的に成り立つか、私は成り立つと思います。結局、本を買う人はイノベーター・アーリーアダプターの人ですから。マジョリティの人たちも買いますが、それがコピーして直ぐ使える本や、数年後には、アマゾンで数百円で取引される本ですから。そんな本を書く気になれません。というか書けません。
 私は時代の先だけどアーリーアダプターの人が興味を持ってくれる本を書いています。
 多くの人には意外かも知れませんが、本を書いても儲かりません。なにしろ市場が教員という狭い世界だから。だから、本を一冊書くことによる収入は、私が1時間半の講演をするのと同じぐらい何です。だから、本を書く動機付けは、日本を変えたい、子どもや教師を幸せにしたい、です。
 それって何だと思いますか?
 今、入稿している本があります。私としては気に入っています。予約が設定されたら宣伝します。
 では、次は何だろう。
 ツボで、それを押すと日本の教育が変わるツボ。
 ドラッカーは未来を予測する方法として、既に起こったことを外挿することを薦めています。ただ、今おこっていることで何が未来に繋がるか分かる必要があります。幸い、私に繋がっている人はイノベーターが多い、その方の動きを見極めれば、次が分かります。
 私は産休だと思います。
 産休を認めて貰える戦略、産休期間にすべきこと、産休で学べること、産休後に出来ること。これが、今度の本と連動します。
 私の頭の中は、時代を30年先を行っていると思います。でも、5年先の本を書いています。
 退職まで2年半、最後の最後まで最先端を走り、胡散臭く思われる人生なんだろうな。今から20年以上前に学会賞をもらった時点から、「普通」だったら大御所としての地位を得たんだけどな。ちょっと、しんどい。なによりもしんどいのは私のの頭の中は、もっと先だから。
追伸 商業的に成り立たせるためには、分かりやすいものと混ぜなければな。