晩酌後の家内との話で、ちょっとムカムカしました。
最初に申しますが、私は規格外の子どもでした。我が息子はその血を受け継いでいます。
そして、家内は結婚前は幼稚園・保育園の教諭でした。
さて、家内から教えてもらったのは以下の通りです。
息子が3歳の時、幼稚園の保護者面談に家内は行きました。ちなみに地元では名の通った幼稚園です。行くと、担任の先生だけではなく、主任も同席したそうです。そして、主任は「社会性が育っていませんね」と言ったそうです。幼稚園・保育園の教師だった家内は「3歳児に社会性って何?」と思ったそうです。私も、そのエピソードを聞いて、大爆笑しました。かなり古典的な心理学ですが、社会性云々が言われるのはギャングエイジの9歳頃です。ま、個人差はありますが、3歳児は社会性は皆無で、母親との繋がりで生きている時代です。私に関して言えば、社会性が芽生えたのは、高校1年ぐらいに「かすかに」、大学に進学して「ちょっと」、少しはましになったのは就職した25歳以降です。3歳なんて噴飯物です。
つまり、その幼稚園の先生方の社会性とは園児同士との社会性では無く、自分たちの命令を素直に聞くという隷属性のことを言っているのでしょう。そりゃ無理です。我が家は息子の自主性を尊重していますから。奴隷になるトレーニングをしてません。
思いました。
日本中の子ども達のどれほどが専制君主の圧政の中にいるのだろう。
追伸 ゼミ生から保護者面談のポイントは何かを聞かれます。私は「第一に子どもの否定的な側面を話さないこと。言ったって変わらない。第一、四六時中関わっている親は言われなくても知っている。身を守りたければ、褒めまくりなさい。我々教師が出来ることは、個を変えることではなく、集団を変えること。意味ないことはスルーしなさい。」と